2013年4月5日

開催予告

ミツカン水の文化センター 第12回里川文化塾
「演習林で学ぶ〈森と水〉」
5月11日(土)開催決定!

以下は当日のプログラム内容です。実施報告は6月末公開予定。

東京農業大学・奥多摩演習林
東京農業大学・奥多摩演習林

ミツカン水の文化センターでは、「使いながら守る水循環」を学ぶワークショップ「里川文化塾」を開いております。
12回目となる今回は、東京農業大学の協力を得て、同大学の奥多摩演習林を訪れます。実際に行われている森林保全の研究および作業の一端を体験し、「森と水の関連性」について学びます。

東京農業大学の奥多摩演習林は、都内にある唯一の大学演習林です。面積は約156ha。秩父多摩甲斐国立公園内にあり、東京都の奥座敷として親しまれている奥多摩町に位置しています。

スギ、ヒノキ、カラマツ、サワグルミなどの植林地もありますが、大半はミズナラ、クリ、シデ類、カエデ類などからなる天然性の森林です。東京農業大学はここで森林のしくみや動植物との関係、森林の環境的機能のしくみ、造林や間伐の方法、作業道の実証的な設計などについて研究しています。

演習林は想像以上に険しい場所です。急な斜面に足がすくんで最初は立てない大学生もいるそうです。日本の森林が荒廃するのは厳しい場所の維持管理が不適切だからです。そこで森林を維持する難しさも体験していただきたいと思います。

森林とそれを支える土壌は「緑のダム」と呼ばれる高い水源涵養機能をもちます。演習林を実際に歩き、森林蓄積量の簡易調査、間伐体験、土壌観察、動物の食痕観察などを通じて、「森と水の関連性」をぜひ学んでください。

日時・会場

 
◇日時 : 2013年5月11日(土)10:00〜15:30
(小雨決行。荒天時の予備日=5月18日(土))
◇会場 : 東京農業大学・奥多摩演習林および演習林研修センター
[集合]10:00 JR青梅線「奥多摩駅」改札口
(マイクロバスで演習林に向かいます)
[解散]16:00ごろ JR青梅線「奥多摩駅」
(15:30閉会後、マイクロバスで駅までお送りします) ※当日は急な斜面(傾斜角25度程度)を昇り降りするため、参加は「脚力に自信のある方」に限らせていただきます。ご了承ください
◇主催 : ミツカン水の文化センター
◇参加者 : 20名程度 ※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます ※参加決定者には4月下旬に事務局よりご連絡差し上げます
◇参加費 : 無料

ナビゲーター

菅原 泉さん(すがわら いずみ)
東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科教授
奥多摩演習林長
1977年、東京農業大学農学部林学科卒業。森林開発公団(現・独立行政法人 森林総合研究所)、1985年東京農業大学農学部奥多摩演習林助手などを経て、2012年に森林総合科学科教授、奥多摩演習林長に就任。専門分野は造林学、多様な森林の造成、立木配置の最適化など。

プログラムリーダー

前川 太一郎
ライター・編集者

プログラム

東京農業大学 奥多摩演習林 研修センター
東京農業大学 奥多摩演習林 研修センター
搬出を待つスギ材
搬出を待つスギ材
造成中の木材運搬用道路
造成中の木材運搬用道路

※小雨決行(荒天時は中止。5月18日(土)に順延します)

10:00 JR青梅線「奥多摩駅」改札口集合
受付終了後、マイクロバスで演習林に向かいます
10:30 演習林の研修センターで開会式
演習林での諸注意
ヘルメット装着など身支度して演習林へ
11:00 フィールドワーク
○森林蓄積量(立木の材積)を計算しよう ※簡単な測定器を使用 ○森を維持するための間伐体験 ※ヒノキの若木をノコギリで伐採。間伐材でコースターづくり ○土壌の断面から、土の保水力を感じる ※「標準土色帖」を用いた土の観察
12:00 演習林で昼食&休憩
※雨天の場合は研修センターに戻って食事
12:45 さらに演習林の奥へ移動
○シカなどの食害の現場を見る
○木材運搬用道路の現場見学
○造林中の森の見学と群状間伐、列状間伐などの説明
14:30 研修センターに戻り、菅原先生による「まとめのセミナー」
※質疑応答、資料館の見学など ※時間があれば顕微鏡で「木の葉」を観察
15:30 閉会。マイクロバスでJR青梅線「奥多摩駅」までご案内

※それぞれの時刻はおおよその予定です ※プログラムは、天候等の事情により予告なく変更する場合がございます

ページの先頭に戻る