2014年01月21日
鈴木 石根
すずき いわね
筑波大学 生命環境系 生命環境科学研究科 環境バイオマス共生学専攻 教授
藻類バイオマス・エネルギーシステム研究拠点 代表
今の私たちの暮らしは、石油や石炭といった化石燃料に頼っています。しかし、化石燃料は限りがあるうえ、利用することによって排出される二酸化炭素による地球温暖化や窒素酸化物による酸性雨など、さまざまな環境問題の要因ともな...
2014年01月15日
亀崎 直樹
かめざき なおき
神戸市立須磨海浜水族園 園長 日本ウミガメ協議会 元会長
「ミドリガメ」と呼ばれ、ペットとして親しまれてきたミシシッピアカミミガメ(以下、アカミミガメ)。成長すると甲長30cmほどになる北米原産の外来生物です。日本の湖沼や河川で増え続け、生態系を乱す存在として問題になって...
2013年06月07日
長谷川 久夫
はせがわ ひさお
農業法人株式会社みずほ代表
株式会社ELF代表取締役
茨城県つくば市にある農産物直売所「みずほの村市場」には、週末には駐車場に車が入りきらないほどの人が押し寄せます。農家の意識改革を促し〈経営者〉にすることで、農業の〈産業化〉を目指す長谷川久夫さんは、厳格なルールを定...
2013年04月03日
青山 潤
あおやま じゅん
東京大学大気海洋研究所
海洋アライアンス連携研究分野 特任准教授
ウナギは日本人にとって非常に身近な魚です。しかしその生態は謎に満ちています。例えば、人類が初めてウナギの卵を見つけたのはほんの数年前です。その発見に携わった青山さんは、ウナギの謎を解き明かすために、世界中を駆け回っ...
2012年11月22日
高田 知紀
たかだ ともき
東京工業大学大学院社会理工学研究科 博士課程
土木工事は、戦後の社会インフラを整備するために、大きな役割を果たしてきました。しかし、成長期から成熟期、そして人口減少社会に向かう今、従来のやり方と住民の気持ちの間に距離ができてきています。その距離をいかに埋めるか...
2012年10月23日
大手 信人
おおて のぶひと
東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授
森林水文学(しんりんすいもんがく)をご存じですか?これは、森林を巡る水のダイナミクスを追究する学問です。森の中では、多様な物質が水という〈乗りもの〉に乗って循環しています。森林水文学の成り立ちから森林の水と物質の循...
2012年06月29日
渡邉 亮一
わたなべ りょういち
福岡大学工学部社会デザイン工学科准教授
コンクリートやアスファルトによる不浸透面積の増大や、都市化による都市気候の変動も相まって、都市域では水害が頻発しています。福岡大学の人工芝サッカー場を雨水貯留にした渡邉亮一さんが、自宅を雨水ハウスとして新築し、水害...
2012年02月18日
冨安 貢弘
とみやす みつひろ
エコロジーコロンブス福岡 代表
排水は下水道に流すか合併処理浄化槽で処理するものと思い込んでいませんか?冨安貢弘さんが普及に努める家庭排水浄化装置「エコロンシステムK-36」は、処理水はすべて敷地内に還元され、窒素やリン成分などの栄養分は土壌に還...
2011年12月09日
都司 嘉宣
つじ よしのぶ
東京大学地震研究所 災害科学系研究部門 准教授
千年に一度という規模の東日本大震災が2011年3月11日に起きてしまいました。防災を考えるには日本で起きた昔の地震を知ることが大事です。歴史時代の地震を知るには、各地の旧家やお寺に残された古文書が大きな手がかりとな...
2011年12月05日
川添 和正
かわぞえ かずまさ
香川県・高松市ボランティアガイド
企業人としての生活をリタイヤして、自由になったときに何をするか。人生80年時代において、その決断は大きな意味を持ちます。香川県と高松市の観光名所でボランティアガイドをしている川添和正さんは、以前からの興味を発展させ...