『水』- とても身近なものなのに、ちょっと情報を集めようと思うと、どこから手をつけてよいのか戸惑ってしまいます。そこで、これから『水とのつきあい方を考えてみよう』という方のために、出発点となるとても役立つ情報源をご紹介します。
編集部
水を知るために大切なことは、「水とひとがつきあう現場」を歩くこと。それを助けるのが文献です。手ぶらで現場に出ても思ような収穫は見込めません。水を捉えるための目をつくるために、まず綿密な準備を行う。それがフィールドワーク成功の秘訣です。「フィールドワークの達人」「すぐれた紀行家」と言われる人達のほとんどが、希代の読書家でもあるという事実。書斎と現場の往復が、「水と人がつきあう現場をえぐり取る目利き」となる近道なのです。
三十年以上にわたり全国を歩き、「水の文化とは何か」を問い続けている富山和子氏(評論家・立正大学教授・日本福祉大学客員教授)に、水を考えるきっかけとなる書物を挙げていただきました。
1980(昭和55)年に発表されたいわゆる「カーターレポート」の翻訳です。人口・資源・食糧編(上巻)と環境編(下巻)から成っています。米国カーター大統領の求めに応じて約60名の専門家が三年間にわたり行った環境問題に関する地球規模での未来予測です。世界各地域の人口、気候、食糧、資源データを詳細に分析しています。こうしたシステム分析による未来予測レポートというと、ローマクラブによる『成長の限界』(1972)が有名ですが、このレポートでも「世界の人口は2030年には100億人に達する速度で爆発し続け、その増加分の90パーセントが集中する開発途上国では食糧生産が停滞し、石油、水資源などの枯渇とともに、熱帯の森林の40パーセントが消滅する」と厳しい予測をしています。これが今から二十年前の予測だったのです。そのころ、日本政府が何をしていたかを考えれば、米国政府が総力を挙げてこのような調査を行ったことに驚かされます。そのように広い視野で遠い先を見通し、地球規模いや宇宙規模の視点に立ち、足もとの一滴の水までを考えるそんな姿勢が日本の政府にも私たち一人一人にもほしいものです。その意味で本書を挙げてみました。
1932(昭和7)年に発行されたものの復刻版が1973(昭和48)年に発行されています。その序文には「土木事業は國家の興隆人類文化の發達に寄輿する事甚だ大なるものあり。…王朝時代の池を掘り堤を築く等の純農土工時代より逐次發達を遂げ、中にも我邦獨特の良工法の案出せられたるもの少なからざるは、先人苦心経営の賜と謂ふべし。如斯き史実は今にして之を集録するにあらずんば、散逸して再び得難きを憂ふるなり。」とあり、全国各地の具体的な史実が学会の総力をもって集められています。河川・運河・砂防編、開墾・干拓・埋め立て・溜池・灌漑(かんがい)・排水編、港津(こうつ)・航路・航路標識編、道路・橋梁・渡場・関所編、都市造営編、城塁編、水道編、測量編、土木行政編、施工法編の十章から成る、時代別、地域別の内容には圧倒されます。まずこれを、じっくりと読んでいただきたい。読み終わると、自然と日本中を歩き、訪ねてみたくなることでしょう。
「本編」と「大縮尺地図」が合冊されたものです。地図を読み、現場を歩き、くらしの姿を捉えるそのプロセスが具体的に説明されており、地理学の研究者が、小さな地形の変化をどのように見ているかが分かる格好の書になっています。例えば、黒部川が取り上げられている第一章では、一千分の一という大縮尺による等高線図の作成方法、等高線図から引き出せる事柄、黒部川扇状地の開拓史、戦後の土地整備事業や稲作農業の動向、黒部川扇状地で米の収量が激増した要因など、現場を歩かないと分からないきわめて具体的な空間的記述と、風土の体験から導かれた歴史的な記述が立体的に組み立てられています。この書を読んで、地図を眺め、日本各地の姿を想像してみてください。地図を片手に現場を歩く楽しさを教えられる本です。
資源論、環境論、交通論を総合させた国土利用論。このように言うと固い本に思われますが、雑誌「文藝春秋」の連載中より大きな反響を呼んだものです。歴史を見る目、風景を見る目、京や奈良の文化の感じ方、古典の読み方まで変わってくるはずです。森林の大切さに光を当て、木曽川などの四つの川を通して、人と自然との関係について考えた書です。全国を歩き、現場を見聞きした積み重ねをもとに、それまでの水に対する常識を問い直す―現場を知る楽しさを味わってみてください。
水の視点から都市の見直しを進めてきた陣内秀信氏(法政大学教授)に、「水の都市」について学ぶための基本書を挙げていただきました。
学生時代から全国を歩き、空間の経験を重視した景観論を構築してきた著者が、調査での記憶や体験をたどりながら、各地の水景を美しい写真と文章で紹介しています。三四郎池、近江八景、水防の風景・輪中など、日本の原風景が鮮やかに描き出されており、水辺の風景デザインに臨む基本的な考え方を学ぶことができます。
1980年代後半、日本ではウォーターフロント開発がブームとなりました。しかし、参照されるのは欧米の事例ばかり。都市には固有のコンテクストがあり、アジアにはアジア固有の水の都市像があるのではないか。こんな思いを出発点に取り組んだのが本調査研究です。中国江南地方には、かつて日本にも存在した魅力的な水の風景が残されています。
都市文化論の草分けとして知られる上田篤氏がまとめた、都市における水路空間の復活をテーマとする論集です。水のネットワーク化というそれまで取り上げられることのなかった発想のもとに、国内外の事例を集め、水が都市において持つ価値や意味を詳細に論じています。「水の都市再生」が何を意味するのか理解できる入門書です。
水が媒体となり、人と人、環境と人とが結びつけられた空間―これが「水縁空間」です。本書では、近代化の波の中で豊かな水縁空間を守り続けてきた郡上八幡を取り上げています。用水路のシステムや利用方法、その役割などを丹念に調べ上げ、「水の町」再生への提案を行っています。水とのかかわりを基軸に据えたまちづくりを行っていく上でも、大変参考になるドキュメントレポートとなっています。
江戸は、明確な構想のもとに土木技術を駆使して造られた水の都だった。江戸研究の第一人者である著者が、川の役割を鍵に、江戸から東京への都市成長を読み解いていきます。江戸時代初期、掘割りをめぐらし、計画的に水の都市を造り上げた経緯や、都市空間における河岸の意味、市場の立地など、水の都市・江戸の経済空間秩序についても詳しく解説されています。江戸研究の基本書と言えるでしょう。
※表紙 北斎『絵本隅田川両岸一覧』すみだ郷土文化資料館蔵
巨大都市東京の排水路と化した神田川を都民の手に取り戻そうと、東京新聞に百二十回にわたり連載された記事をまとめた、一冊まるごと神田川の本です。神田川の歴史や問題点について、流域の市民や専門家、行政区の首長など、それぞれの立場から思いを語っています。
水辺の風景を彩る重要な要素のひとつに「橋」があります。本書は、橋研究の第一人者である著者が、東京にある橋を丹念に調査し、それぞれの地域に根ざした橋のデザイン、様式があったことを論じています。都市の美観を考える時、かつて橋や橋の周辺を意欲的に設計していた感覚を取り戻す必要があることを提唱しています。
1917(大正6)年から1959(昭和34)年まで四二年間におよぶ永井荷風の日記『断腸亭日乗』。そこには、荷風の江戸東京空間が細やかに描写されています。まち歩きの達人として知られる著者が、この日記を手に荷風の都市テクストを読み解き、東京の水のトポスを浮かび上がらせます。
文明開化は鉄道だけではなく水上交通にもやってきました。陸蒸気ならぬ川蒸気が明治十年に登場したのです。江戸時代に関東一円で築かれた水運ネットワークを継承し、明治から大正にかけて発達した水上交通の花形、「蒸気船通運丸」盛衰の一代記を描いています。日本橋蠣殻町を午後六時に出航すると、隅田川を上り午後十一時に松戸に到着するといった運行表も見え、舟運見直しの気運が高まる現代から読むといろいろな発見がある書です。
まだ都市に水が生きていた戦前の東京の姿を写真でつづっています。隅田川、臨海部、都心・下町、新下町、山の手・西郊と5つの地域に分け、それぞれの水辺の在り方、歴史的変遷を論じています。東京でもつい最近まで、祭り、漁業、水上交通など、日常的な風景の中に水が息づいていたことがよくわかります。「水の東京」復権への思いが込められた一冊です。
かつては重要とされていた、内陸河川を利用した人と物と情報の流れ。日本では、近代化の過程で、こうした財産が切り捨てられてしまいました。本書は、その反省から、首都近郊にある水がめ「印旗沼」に着目し、既存の水系を利用して東京湾と太平洋を結び、水運文化を再興しようとする雄大な構想を論じたものです。特に海外の河川舟運について詳しく紹介されており、現代における舟運復活運動の良質なドキュメントとなっています。
水文献研究会主宰者の古賀邦雄氏。約30年にわたり「水」にまつわる膨大な書物を集めてきた、水文献収集家です。その数およそ1万冊。
1996年には、その集大成として、『水・河川・湖沼関係文献集~これから水と河川及び環境を学ぶ人のために~』が刊行されました。古賀さんに「水文献とのつきあい方」をうかがってみました。
私が水資源開発公団に入ったのは、ちょうど水俣病などの公害が社会問題となってきた頃でした。水資源開発公団はいわば「水」をつくり出すことを仕事としています。そこで、河川の汚染など「水」に関係する汚染に問題意識を持つようになり、1971(昭和46)年に「水問題研究会」という勉強会を作り、「水」に関係する資料を集めるようになりました。
新刊図書については、新聞の図書案内や出版社から出される新刊図書案内、さらに専門誌や学会誌などの図書紹介、国会図書館から出される日本全国書誌を、こまめにチェックしています。水や河川に関する本があれば、手帳にメモを取ったり、記事の切り抜きを貼り付けます。古書については、東京に出たときに、神田の秦川堂や南海堂、慶文堂、明倫館などの古本屋で探します。本郷の泰雲堂にも、水関係の古書がおいてありますね。
それから、全国の地域研究団体が集まるシンポジウムにも参加して、情報交換することも、収集の情報源となっています。こんな方法で、年間五百~六百冊くらいは集められますね。地方の出版物は、全国の図書館や郷土資料室、各県の情報センターなどを回り集めます。地方の本は、やはり現地に行かないとみつけられないのです。
全国の図書館はほぼ回りました。図書館は外見と収蔵資料の質は必ずしも関係がない。立派な図書館の割りには本が少なかったり、逆に本当にちっぽけな図書館でも郷土の資料が充実しているところがあります。滋賀県立図書館、徳島県立図書館は、充実していますね。
そうですね。文献の収集は、ひとつひとつの体験の積み重ねなんですね。私の場合、旅が好きなので、全国を巡ることも苦になりませんでした。旅先では、図書館ばかりでなく、河川や湖沼にも足を運ぶようにしました。やはり、その土地の雰囲気を掴まないといけない。それが自分の資産になっていくわけです。見知らぬ旅先でたまたま自分の知らない本に出会った時は、とても嬉しいですね。
『水・河川・湖沼関係文献集―これから水と河川及び環境を学ぶ人のために―』では、明治15年から平成6年の間に発行された国内書籍約一万冊の書名、著編者名などが、発行年ごとに、三五項目から整理・分類されています。これを見ると、それぞれの時代における文献の傾向、つまり水・河川・環境に対する社会的な関心の動向をも読み取ることができ、貴重な水の世相史にもなっています。
社会の発展と共に水の問題も変わってきています。明治・大正・昭和初期の頃には、環境についての本はほとんどありませんでした。むしろ、農業用水や水力発電などの水開発の本が多かった。そして、昭和四十年代に公害が取りざたされ、水質悪化が問題になってからは、環境や生態、親水などの本が多くなっています。さらに環境問題の捉え方も、当初は、例えば「ある地域の公害を考える」といった、点としての環境の捉え方がされていた。でも、昭和から平成に入ると、様々な要因が絡み合った線・系として捉えられるようになり、地球規模で環境が考えられるように変わってきています。
私が文献の収集を始めた頃には考えられなかったくらいに、環境破壊は深刻化し、地球規模の問題になっています。水については、環境面も含めて総合的かつ学際的にアプローチする必要があると思います。特に、身近な水との接点である川について、「川とはこうあるべきだ」という普遍的な理念、つまり「川の思想」を確立し、世界中の人々とコンセンサスを得ていく必要があると思うのです。川ばかりではなく、水は循環していくものですから、「森の思想」「海の思想」も当然あります。それは、人間も含めてすべての生物に対して悪影響を及ぼさないという考え方です。まずは、森と川と海が一体であるという発想を持つことが大切です。この文献集は、こうしたコンセンサスを得るための一助となること、そして、過去の書籍が散逸しないことを願い刊行したものです。過去は忘れ去られてしまいますが、文献が残ることにより研究の対象となります。水や河川に興味のある人たちの勉強のきっかけになればと思います。
『川がつくった川、人がつくった川 大熊孝ポプラ社 1995年』は子ども向けの本ですが、川の捉え方など非常にわかりやすく書かれています。『河相論 安藝皎一 岩波書店 1951年』では、人間に人柄があるように、川にもそれぞれ特徴があるということが書かれていて、非常に興味深い内容です。それから、水と文化のかかわりということでは、『日本の川―自然と民俗 建設省・北海道開発庁 新公論社 1989年』、『水のことわざ事典 淵眞吉 水資源協会 1994年』、『事典・日本人と水日本「水」の会 新人物往来社 1994年』、『すぐに役立つ水の生活学 松下和弘 けやき出版 1992年』、『水の伝承 石上七鞘 新公論社 1979年』などが取りかかりやすいのではないでしょうか。
「ライブラリー・アクア」は、水まわりの総合メーカーで知られるTOTOが1987年に開設した、日本屈指の「水」の専門図書館です。図書館の使い勝手を決める大きな要素に、その館独自の分類体系があります。通常の図書館では日本十進分類法が使われていますが、専門図書館では独自の分類で書籍を整理し、それが情報センターとしての特色でもあります。ミツカン水の文化センターにとっては先輩とも言える「ライブラリー・アクア」をたずね“水専門図書館の顔づくり”についてお話をうかがいました。
TOTOはトイレをはじめ、水まわり機器の製造にかかわっていますので、文化活動のテーマとして考えた分野も、やはり関係の深い建築と水でした。そこで、建築では『ギャラリー・間』を設け、水の分野で当館を開設することになったわけです。ライブラリー・アクアは、関連業界だけでなく、広く一般のお客様にもご利用いただくことを目的としております。そこで、どなたにとっても身近な、くらしの中の水という観点からもいろいろな情報を収集しています。
所蔵書籍数は約一万一千冊。この内、国会図書館にもないものが約四千冊揃っています。これらの書籍は、日本十進分類法では分類しきれないので、独自のテーマで分類しています。図書を収集する一方で、この分類の作成も進めたわけですが、ご存知のように水に関わる書籍は、一冊の中でも各章ごとにテーマがまたがることも多く、分類を作ることも、また分類に合わせて整理することもたいへんです。やはり「水」は難しい(笑)。
「水と文化」に分類される書籍が一番多く、全体の三割を占めています。ここは、三つの小テーマに分けられます。一つは、伝承や信仰など、水に関する心の文化。第二は、トイレ・浴室・台所など、水まわりや住まいのモノからみた物の文化。そして第三は、入浴・料理など、水まわりでの行為からみた行動の文化です。
それと、館内では、利用者の利便性を高めるために、水が使われる空間・場所として、「トイレ」「浴室・洗面所」「台所」に分けた配置もしています。やはりTOTOとはきってもきれないトイレに関する書籍は一番多く、約一千冊にも上ります。
児童書も多く、専門のコーナーを設けています。夏休みの自由研究や宿題で来館される親子連れの方々や、学校の先生方に好評をいただいています。地域の小学校への貸出しなどについても、今後検討していきたいと考えています。
二十代、三十歳代の若い方が多いですね。職業では、設計・デザインの方や、学生が多くなっています。TOTOが運営しているということで、やはりトイレなど水まわりの建築関係の資料を求めて来館される方が多いのかもしれませんね。
夏の渇水時には、節水の工夫について問い合わせが来たり、O157が問題になれば、台所の衛生面に関する問い合わせが増えたりと、その時、社会で話題となっている問題にあわせて関心も高まり、一般の方やマスコミからの問い合わせも多くなります。
それと環境問題に対する関心が、全般的に高まってきていることは事実だと思います。新刊図書でも、三~四年くらい前から、「環境」や「ミネラルウォーター」に関するものが増えていますね。「地球にやさしい」といったことを意識した企業活動も増え、人々が日常的に感じる領域になってきています。蛇口をひねって健康的な水が出てくれば良いのですが、今の時代は違います。水を買う時代になりました。やはり水が生活の根幹であることに気づきはじめたのではないでしょうか。それが、「自分たちの努力で少しでも環境を良くしていこう」ということにつながっていると思います。資料収集の際にも、こうした社会的な関心の動きは意識せざるを得ないですね。
企業の文化活動としてスタートした図書館ですから、運営では、常に活動の評価基準を顧客満足に据えています。今後も、「いかに一般の方に満足して利用していただくか」を念頭に置きながら、より利用者のニーズにあったサービスの提供を心がけていきたいと思います。「水」という同じ分野で活動する仲間同士、それぞれの特徴を活かしながら協力し、おもしろい活動展開ができればいいですね。
さまざまなお問い合わせの中には、思いもよらない質問もあるそうです。
・和式便器がはじめて作られたのはいつか?
・便器は和洋どちらが良いのか?
・トイレの擬音装置の節水効果はどれくらいあるのか?
・便座のO型とU型はどのようにして誕生したのか?
・水を使って宝石を切ることができるのか?
・氷点下でも凍らない水はあるのか?
「ライブラリー・アクア」利用案内 | |
開館時間: | 午前11時~午後7時 |
休館日: | 日曜日・月曜日・祝日 |
入館: | 無料・館内閲覧のみ コピーサービス有り(有料) |
所在地: | 〒107‐0062 東京都港区南青山1‐24‐3 TOTO乃木坂ビル5F |
TEL: | 03‐3497‐1010 |
FAX: | 03‐3423‐4085 |
交通: | 地下鉄千代田線乃木坂駅下車 3番出口徒歩1分 |
「水とのつきあい方」を考えるのに役立つ図書館・博物館、資料室のご紹介です。
土木専門図書館。所蔵書籍は、土木工学、土木技術、土木史、土木写真など。
【所在地】〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目無番地外濠公園内
【TEL】03-3355-3596
【開館時間】9:30~17:00
【休館日】土曜日・日曜日・祭日・第2水曜日
【利用条件】資格土木関係者料金200円(非会員)
【サービス】貸出不可・コピー可(有料)レファレンス有
【交通】JR中央線「四ツ谷」駅より4分
住まいと都市の専門図書館。住まいと都市の歴史・意匠・構造から住生活、住文化まで蔵書約1万3千冊。
【所在地】〒156-0055東京都世田谷区船橋4-29-8
【TEL】03-3484-5381
【利用時間】9:30~16:00
【定休日】土曜日・日曜日・祭日創立記念日(11月6日)
【利用条件】資格大学生以上で「住まいと都市」に携わる方/料金無料
【サービス】貸出不可・コピー可(有料)レファレンス有
【交通】小田急線「梅ヶ丘」駅北口よりバス01千歳船橋行き「船橋中学校前」
下車1分、または小田急線「千歳船橋」駅よりバス梅01・歳22「宝性寺」下車1分
江戸・東京の郷土に関する資料を収集した「東京誌料」など、主に江戸時代から明治にかけての和漢書約25万冊が収められた特別文庫室がある。
【所在地】〒106-8575 東京都港区南麻布5-7-13
【TEL】03-3442-8451
【開館時間】9:30~20:00(土曜・日曜・祝日~17:00、月曜13:00~)
【休館日】第1木曜日・第3日曜日 月1回(不定期)
【利用条件】資格16歳以上/料金無料
【サービス】貸出不可・コピー可(有料)レファレンス有
【交通】地下鉄日比谷線「広尾」駅より8分
主に河川に関する資料約3万冊。
【所在地】〒112-0014東京都文京区関口1-44-6ドミール青柳403
【TEL】03-3268-8452
【利用時間】10:00~17:00
【定休日】土曜日・日曜日・祭日
【利用条件】資格特になし(会員優先)料金無料
【サービス】貸出不可・コピー可(有料)レファレンス無
【交通】地下鉄有楽町線「江戸川橋」駅より3分
全国各地の水道史、水道に関する外国文献、上・下水道工学など。
【所在地】〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-9 日本水道会館5F
【TEL】03-3264-2395
【利用時間】9:00~17:00
【定休日】土曜日・日曜日・祭日
【利用資格】資格特になし/料金無料
【サービス】貸出不可・コピー可(有料)レファレンス有
【交通】JR中央線「市ヶ谷」駅より3分
農林水産関係専門図書館。農林漁業、食料、環境(特に水)に関する図書約4万冊。
【所在地】〒177-0054 東京都練馬区立野町15-45
【TEL】03-3928-7440
【利用時間】10:00~17:00
【定休日】水曜日・日曜日・祭日
【利用条件】資格特になし/料金入館無料・利用カード料初回100円
【サービス】貸出5冊1ヵ月・コピー可(有料)レファレンス有
【交通】JR中央線「吉祥寺」駅北口より西武バス「関町南2丁目」下車1分
日本および全世界の民族学関連の図書約1万5千冊、雑誌500タイトル。
【所在地】〒202-0012 東京都保谷市東町3-1-17
【TEL】0424-21-5003
【利用時間】10:00~16:00
【定休日】土曜日・日曜日・祭日
【利用条件】日本民族学会会員限定公開レファレンスのみ一般も可
【交通】西武池袋線「保谷」駅より6分
水に関する資料の収集を網羅的に行っている。水資料コーナーが設けられており、現在、開架資料は約1万2千冊。
【所在地】〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱1740-1
【TEL】077-548-9691
【開館時間】10:00~18:00(土曜・日曜・祝日~17:00)
【休館日】月曜日・祝日の翌日・毎月末日
【利用条件】資格特になし/料金無料
【サービス】貸出10冊3週間(県内在住・通勤・通学者のみ)・コピー可(有料)・レファレンス有
【交通】JR琵琶湖線「瀬田」駅より帝産バス滋賀医大行き「文化ゾーン」下車5分
歴史・民俗学・考古学関係の専門古書店。地方史など。
【所在地】〒101-0051東京都千代田区神田神保町1-1
【TEL】03-3292-0281
【営業時間】9:30~18:30
【定休日】日曜日
【交通】地下鉄半蔵門線・都営新宿線・都営三田線「神保町」駅より3分
歴史関係の古書が多い。東京の歴史、産業史など。
【所在地】〒101-0051東京都千代田区神田神保町2-3 岩波アネックス2F
【TEL】03-3264-2780
【営業時間】10:00~18:30(祭日11:00~17:30)
【定休日】日曜日
【交通】地下鉄半蔵門線・都営新宿線・都営三田線「神保町」駅より1分
社会科学・人文科学の専門古書店。農業水利、治水など。
【所在地】〒113-0033東京都文京区本郷6-17-8
【TEL】03-3811-8940
【営業時間】9:30~18:30
【定休日】日曜日・祭日
【交通】地下鉄丸ノ内線「本郷三丁目」より8分
歴史と社会科学の専門古書店。部落史、農村史など。
【所在地】〒101-0051東京都千代田区神田神保町2-3
【TEL】03-3261-3216
【営業時間】10:00~19:00
【定休日】日曜日・祭日
【交通】地下鉄半蔵門線・都営新宿線・都営三田線「神保町」駅より2分
理工学書全般を扱う大古書店。農林・建築・土木など。
【所在地】〒101-0051東京都千代田区神田神保町1-9
【TEL】03-3294-0446
【営業時間】10:30~18:30(祭日11:30~18:00)
【定休日】日曜日
【交通】地下鉄半蔵門線・都営新宿線・都営三田線「神保町」駅より2分
地方・小出版流通センターの直営店。北海道・東北・関東から沖縄まで、出版物の発行地別に本棚が分類されている。
【所在地】〒101-0051東京都千代田区神田神保町1-15
【TEL】03-3291-8474
【営業時間】10:00~18:30(土曜11:00~)
【定休日】日曜日・祭日
【交通】地下鉄半蔵門線・神保町駅より2分
東京都江東区有明2-4-1
TEL:03-3528-2366
兵庫県神戸市兵庫区楠谷町37-1
TEL:078-351-4488
北海道札幌市北区麻生町8
TEL:011-717-0046
群馬県高崎市若田町309-2
TEL:0273-43-2904
群馬県前橋市敷島町216
TEL:0272-31-3095
東京都文京区本郷2-7-1
TEL:03-5802-9040
愛知県名古屋市北区名城1-3-3
TEL:052-911-2301
神奈川県横浜市保土ヶ谷区川島町522
TEL:045-371-1621
広島県広島市東区牛田新町1-8-1
TEL:082-223-1950
北海道函館市五稜郭町37-8
TEL:0138-55-3455
北海道留萌市大町2-3-1
TEL:0164-43-6677
茨城県東茨城郡大洗町磯浜6890
TEL:029-266-1444
愛知県名古屋市港区港町1-9
TEL:052-652-1111
新潟県佐渡郡小木町大字小木町1941-1
TEL:0259-86-3191
三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68
TEL:0599-32-6006
兵庫県神戸市中央区波止場町2-2
TEL:078-391-6751
鳥取県境港市花町8-1
TEL:0859-44-2000
香川県仲多度郡琴平町953
TEL:0877-73-3748
高知県土佐清水市三崎今芝4032
TEL:08808-5-0635
沖縄県国頭郡本部町字石川424
TEL:0980-48-2741
(フェルケール博物館)
静岡県清水市港町2-8-11
TEL:0543-52-8060
神奈川県横浜市中区日本大通3
TEL:045-201-2100
北海道中川郡池田町字大通南
TEL:01557-2-5713
埼玉県大里郡寄居町大字小園39
TEL:0485-81-7333
千葉県佐原市佐原ハ-4500
TEL:0478-56-0101
東京都北区志茂5-41-1
TEL:03-3902-2271
新潟県西蒲原郡分水町大字五千石
TEL:0256-97-2121
大阪府枚方市新町2-2-13
TEL:0720-46-7131
高知県中村市具同8055-5
TEL:0880-37-4111
長野県諏訪郡下諏訪町西高木
TEL:0616-11110266-27-1627
滋賀県草津市下物町1091
TEL:077-568-4811
北海道有珠郡壮瞥町字中島
TEL:0142-75-4400
青森県青森市柳川2-4-37
TEL:0177-66-7800
宮城県栗原郡花山村字草木沢角間10-7
TEL:0228-56-2330
秋田県秋田市仁別字務沢国有林22林班
TEL:0188-27-2322
岐阜県揖斐郡春日村大字美束1902-183
TEL:0585-58-3111
北海道雨竜郡沼田町南1条1-9-26
TEL:01643-5-2813
北海道網走郡美幌町字美禽253-4
TEL:01527-2-2160
宮城県古川市駅前大通1-5-18
TEL:0229-23-2111
秋田県由利郡岩城町亀田亀田町字田町41
TEL:0184-72-2048
山形県東村山郡山辺町大字大蕨字荒谷3197-19
TEL:0236-66-2022
東京都世田谷区桜丘1-1-1
TEL:03-5477-3695
愛知県愛知郡長久手町大字岩作三ヶ峯1-1
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神奈川県横浜市鶴見区獅子ヶ谷3-10-2
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香川県三豊郡財田町財田中2355
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宮崎県宮崎市学園木花台西1-1
TEL:0985-58-2898
宮城県石巻市渡波字大森30-2
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静岡県田方郡戸田村戸田2710-1
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石川県加賀市橋立町イ乙1-1
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岡山県倉敷市下津井1-7-23
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千葉県佐倉市城内町117
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