機関誌『水の文化』25号
舟運気分(モード)

『水の文化』25号
舟運気分(モード)

水の文化 25号 舟運気分(モード)
2007年2月

江戸時代後期の大航海ネットワークは、モノの流通を拡げ、庶民の衣食住を大きく変えました。

この時代に活躍した商人たちは、ベンチャー精神旺盛な人たちでした。
彼らの波乱万丈な人生は、歌にしても小説にしても充分な魅力を持つ物語です。
江戸時代にあっては最速の輸送手段だった舟運は、そんな商人の野心をかなえ、庶民の健全な欲望を満たす物流の花形として君臨していました。

しかし、いつのころからかこうした商人の息遣いも、危険を冒して航海に出る船の姿も、私たちの目に見えにくくなっていきました。
私たちの生に必要な物資を運ぶ舟運が、まるで衰退してしまったかのような誤解さえ生まれています。

「急がないものはゆっくり運ぶ」「ゆっくり運ぶものを増やす」という流通の仕組みの再編成は、環境モーダルシフトの可能性を期待させます。
そして「運ばなくてもいいものは運ばない」という選択も、人とモノの関係を回復させるための新しい流れを生むことにつながるのではないでしょうか。

完全版ダウンロード  

表紙ダウンロード  

オランダ、ロッテルダム港のコンテナターミナル

オランダ、ロッテルダム港のコンテナターミナル

目次ダウンロード

目次



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページトップへ