1999年(平成11)から2010年(平成22)まで、「ミツカン水の文化交流フォーラム」を開催してきました。
そして、2014年(平成26)にはリニューアルし、時事に応じた水の文化にかかわるテーマを取り上げ「ミツカン水の文化フォーラム」を開催しました。
2019年11月29日
かつての江戸は、運河や掘割(ほりわり)が網の目のように張り巡らされた水の都でした。百万人都市の生活と文化を支えた物流ネットワークは、全国から物資を運んでくる廻船によって成り立っていました。
2015年01月30日
かつて暮らしや憩いの場、交通手段として活かされていた都市の水辺は、高度成長期にいったん姿を消し、市民から遠く離れてしまいました。しかし今ふたたび、水辺の復活・再生をめざす人々のネットワークやコミュニティの活動が盛ん...
2010年12月22日
今、水道事業をはじめとする水ビジネスが大きな関心を集めています。水ビジネスに必要な「水」。この水は誰のモノ?費用負担と受益者は誰なのか?適切な水ビジネスを実現するには、その土地に適した市場公共制度やビジネスモデルを...
2009年12月25日
都市への人口集中が進む中、持続的な地域づくりが各地で模索されています。それに伴い「訪れてよし、住んでよし」という視点から、水・水路・里川・暮らしと水文化といった水にかかわる事柄が、観光資源として見直されようとしてい...
2009年04月08日
いま日本では「低炭素革命」などの名称で、生活水準をできるだけ維持しつつ温室効果ガスを削減し、世界と共生し貢献しようという精神が生まれつつあるように思われます。この背景には、様々な自然資源の逼迫や格差が意識される中「...
2008年03月03日
温暖化の危機が叫ばれ、国内では人口減少が危惧されています。温暖化と少子化が同時進行する21世紀日本。そのとき、これまで慣れ親しんできた日本社会の水文化も大きく変わるかもしれません。水分配のルール、都市の水利用、市場...
2007年02月05日
里川は、生態系サービスと社会システムが適合した持続する川とも呼べるものです。いわば「使いながら守る川」ですが、そのしくみは、人が暮らす場・生業・時代によって様々な姿となって現れます。本フォーラムでは、「利用しながら...
2005年10月24日
水害、地震、火災、温暖化―現代都市にはさまざまなリスクが存在します。それらのリスクに高コストではありますが個別の政策で対応し、とりあえず安全で快適と思われる都市環境が実現されてきました。しかし、いつの間にか都市の安...
2005年03月14日
「水を資源と見なしてよいのか?」「水はどのような価値をもった資源なのか?」これら水の値段をめぐる問題は、第3回国際水フォーラムでもテーマになった「WaterforAll」を実現する上で、国際的な水議論の大きなテーマ...
2004年03月29日
現代の生活者は水や川とどのようにつきあえばよいのか、社会的な関心になりつつあります。かつて「里山」という言葉が「居住地の近くにある農用林」という意味であったように、居住者が身近に感じる川があってもよいのではないでし...