お知らせ

セミナー
木で作られた水道管 
~江戸時代のインフラを支えた上水道のかたち~
11月23日(水・祝)13:00より開催

セミナー「木で作られた水道管 江戸時代のインフラを支えた上水道のかたち」

この度、11月23日(水・祝)にセミナー「木で作られた水道管~江戸時代のインフラを支えた上水道のかたち~」を開催いたします。
講師には、東京都水道歴史館 企画調査責任者の金子智さんと東京都埋蔵文化財センター 主任調査研究員の鈴木伸哉さんをお招きします。お二人には、本セミナー実施にあたり、ミツカングループの所蔵している愛知県半田市のミツカン本社敷地で出土した、木樋(木で作られた水道管)の調査、分析をしていただきました。
講演では、江戸と半田で使用されていた木樋について、構造や材料の違いなどもお話いただきます。会場では、実際の木樋をみて、触れることのできる展示スペースをご用意いたします。

概要
日時 :
2022年11月23日(水・祝)13:00-15:00(質疑応答含む)
※会場参加者は講演/質疑応答の後、展示品をご覧いただくお時間を設けております。
最終終了時間は15:30頃までになります
講師 :
東京都水道歴史館 企画調査責任者 金子 智 さん
東京都埋蔵文化財センター 主任調査研究員 鈴木 伸哉 さん
参加費 :
無料
主催 :
ミツカン水の文化センター
共催 :
一般財団法人 招鶴亭文庫
プログラム
【講演(全員対象)】
13:00ご挨拶、講師紹介
13:10 講演 木樋から見る江戸と半田の上水道
13:50 休憩
14:00 講演 江戸時代の木樋に使われていた木材とは/半田で出土した木樋の分析でわかったこと
14:40 質疑応答(会場参加者を中心とさせていただきます)
14:55 終了
【展示品説明・見学(会場参加者のみ対象)】
14:55展示品の説明
15:00 展示品の見学
15:30 終了
参加方法

会場参加とオンライン参加を選択いただけます
※申込フォームにてご希望の参加方法をご選択ください

【会場参加を希望される方】
会場:
ベルサール九段 3F(千代田区九段北1-8-10住友不動産九段ビル3・4F)
定員:
80名程度 
  • 会場参加は、希望者多数の場合、抽選になります
  • 展示品説明・見学(14:55以降予定)は、会場参加者のみのプログラムになります
  • 展示見学は、ご自由にご退出いただけます
【オンライン参加を希望される方】
視聴方法:
Zoomウェビナー
  • オンライン配信で参加される方は、パソコンやタブレットなどの端末と、インターネット環境が必要です
  • 事前にZoomアカウントの作成をお願いします。Zoomを初めて使用される方は、Zoomをパソコンやタブレットなどの端末へダウンロードおよびインストールしていただく必要がございます
申し込み
期間:
会場参加    2022年10月20日(木)〜11月4日(金)
オンライン参加 2022年10月20日(木)〜11月16日(水)
受付:
注意事項を必ずご確認の上、下記フォームよりお申し込みください
注意事項
  • 当日のプログラムおよび時間は、変更になる場合がございます
  • お申込み時にご入力いただきましたメールアドレスには、今後、センターよりご案内をお送りさせていただく場合がございます
  • お預かりした個人情報は、弊社のプライバシーポリシーに則り、適切な取扱を行います(ミツカングループプライバシーポリシー
講師
東京都水道歴史館 企画調査責任者 金子 智

東京都水道歴史館 企画調査責任者
金子 智(かねこ・さとし)

1966年 山口県佐波郡徳地町(現山口市)生まれ
1990年~東京都文京区・港区・千代田区教育委員会等で遺跡調査に従事
1999年 早稲田大学大学院文学研究科史学(考古学)専攻博士後期課程単位取得退学
2008年 高浜市やきものの里かわら美術館教育研究課長(愛知県)
2017年~現職

学生時代より東京都心部で江戸遺跡の発掘調査に従事。大名屋敷・町家・寺院などの発掘を通して江戸上水の分析を行う。特に2000年に調査した千代田区東京駅八重洲北口遺跡(北町奉行所跡等)の調査では多数の玉川上水の遺構を調査し、知見を深める。このほか出土遺物では、江戸時代の瓦(屋根瓦)の研究を継続的に行っている。

江戸時代の水道に関連する主な著書
「近代水道の建設」(共著、伊藤一美・木下栄三・野中和夫編『明治がつくった東京』、同成社、2019)
「お江戸の街の上水と下水」(『土木技術』第76巻第2号、土木技術社、2021)
「江戸の上水整備とその技術」(『考古学ジャーナル』772号、ニューサイエンス社、2022)

東京都埋蔵文化財センター 主任調査研究員 鈴木 伸哉

東京都埋蔵文化財センター 主任調査研究員
鈴木 伸哉(すずき・しんや)

1977年 千葉県生まれ
2006年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
日本学術振興会特別研究員PD等を経て、現在(公財)東京都スポーツ文化事業団
東京都埋蔵文化財センター 主任調査研究員

遺跡から出土した木材に基づいた木材利用の歴史を研究している。
とくに江戸時代の人々と森林との関わりについて関心がある。

ページトップへ