ミツカン水の文化センター(株式会社Mizkan Partners 広報部内)では、令和三年6月に、東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、大阪圏(大阪・兵庫・京都)、中京圏(愛知・三重・岐阜)の在住者1,500名を対象とした「水にかかわる生活意識調査」を実施し、このほど集計結果をまとめました。
今年は、継続調査の設問に加え、飲み水としての水に対する意識や、地球環境への意識の変化を見る趣旨で、過去に調査していた該当設問を再調査し、10年前(一部20年前)との比較を行ったところ、総じて各項目で数値が減少。継続調査を行っている「水と災害」に関する設問においても同様の傾向が見られ、全体的に水への関心が下がってきていることをうかがわせる結果となりました。この他、コロナ禍における生活の変化を探る調査も実施しました。また今年も、当センターのアドバイザーであり、東京大学 大学院工学系研究科 教授の沖大幹先生に、調査結果の解説をいただきました。
本調査は、生活者の水とのかかわりや意識を明らかにすることを目的とした定点調査です。継続性を重視しながら、時代のトレンドを踏まえた設問なども随時取り入れる形で1995年より毎年6月に実施しており、今年で27回目となりました。
(2021年7月発行)