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機関誌『水の文化』は、1999年(平成11)1月創刊。
創刊以来「人と水」、「人と人」のかかわりの中で生み出された、 知恵や地域固有の習慣に光を当てた取材を続けています。
全ての機関誌はホームページにてご覧いただく事ができます。 また冊子(無償)をご希望の方は、こちらからお申込みください。
なお、機関誌の全ての記事は地域やテーマなどから検索できますので、ご興味に合わせて是非ご活用ください。
今年も夏がやってきました。 皆さん、最近泳いでいますか?
「泳ぐ」という行為は、かつて人間が食料を得るために必要な術でした。戦国時代には武術の一つとなり、江戸時代には水域に応じた泳法が各地に生まれます。明治時代に海水浴が療養法として注目される一方、大正時代にクロールなど西洋式の近代泳法が取り入れられると、泳ぎはタイムを競うものへと変わっていきました。戦後の高度経済成長期には全国の小中学校にプールが整備されます。
そして今、学校プールが徐々に減り、海水浴離れも囁かれています。曲がり角を迎えているようにも見える「泳ぐ」について、あらためて考えてみませんか?
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