「水を資源と見なしてよいのか?」「水はどのような価値をもった資源なのか?」これら水の値段をめぐる問題は、第3回国際水フォーラムでもテーマになった「Water for All」を実現する上で、国際的な水議論の大きなテーマとなっています。
この点は、日本でも今後大いに議論される領域となることが予想され、幅広い視野で様々な若手専門家と市民が共に意見を交わすことが必要となることでしょう。とはいえ、「水資源の価格」という話題は、とかく狭く専門的な議論に陥りがちなものです。そこで当センターでは、文化・社会の側面からこのテーマに光を当て、幅広く深い議論することが、次世代の社会づくりに必要ではないかと考え、今回のフォーラムを開催いたしました。