国分寺崖線からの湧水を集め、かつては水車が点在するほど水量が豊かだった野川。高度成長期に生活雑排水が流入してドブ川となってしまいましたが、下水道整備や積極的な市民の活動によってかつての清流を取り戻しました。しかし、現在は都市化の影響で湧水が乏しくなり、流水が途切れてしまう状態がたびたび発生する新たな問題を抱えています。このフィールドワークでは、地域の暮らしとの関わり、治水対策や自然環境の再生まで、これまでさまざまな経緯をたどってきた野川を歩きながら、「都市の発展」と「自然の保全」の両立について考えます。
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第11回里川文化塾 野川を歩く
実施概要
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フィールド
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東京都小金井市・三鷹市
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ルート
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武蔵小金井駅〜野川〜大沢橋下
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歩行目安
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5時間(約8km)
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最寄り駅
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【出発地点】武蔵小金井駅(JR中央線)
【終着地点】大沢橋下
バス停:大沢コミュニティセンター 徒歩1分
(小田急バス/行き先:JR中央線・西武多摩川線「武蔵境駅」、
京王線「調布駅」、JR中央線「武蔵小金井駅」)
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野川フィールドワークマップ
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野川フィールドワークマップ
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野川フィールドワークガイド
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野川フィールドワークガイド
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センターからのアドバイス
- 緑豊かな河川敷を歩くことができ、春には桜が満開になります。
- 住宅密集地を歩く場所がありますので、周囲に配慮して歩きましょう。
- 個人宅の撮影はご遠慮ください。
- 歩きやすい服装および履きなれた靴(スニーカー、ジョギングシューズ、トレッキングシューズなど)、また野川沿いは日陰がありませんので、帽子を被ることをお勧めします。
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携行品
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飲み物、着替え、タオル、帽子、ビニール袋、雨具(レインウエアなど)、軽食(歩行中のエネルギー補給のため)
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トイレ休憩
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武蔵野公園、野川公園自然観察センター