人口は55,331人、世帯数は23,909世帯(2019年1月1日現在)。面積は約855.61km2(東京23区の約1.5倍)。夏は高温多湿だが、冬は対馬暖流の影響で比 較的温暖で降雪量も少ない。平均年間降水量も全国平均をやや下回る。歴史は古く、2万年から1万7000年前ごろの遺跡も発掘されている。また、金銀の産出で知られ、江戸時代は幕府の天領で大がかりな開発が行なわれ、17世紀には世界最大の産出量だったといわれる。
現在の農業は米が中心で、約65万人分相当を生産。柿などの果樹栽培、干ししいたけづくりも盛ん。漁業ではイカやブリが知られる。日本酒の蔵元も多い。
2004年(平成16)年に、両津市、相川町、佐和田町、金井町、新穂村、畑野町、真野町、小木町、羽茂町および赤泊村の1市7町2村が合併し、佐渡島全体が佐渡市となった。年間の観光客数は50万人(2016年)。