江戸時代初期に開削され川崎市ほぼ全域を流れる南関東最古の農業用水「二ヶ領用水」。このフィールドワークでは、多摩川の二つの取水口のうち「宿河原堰」から取水される流路を見て歩きます。二ヶ領用水にちなんだモニュメントがある武蔵溝ノ口駅から、水を公平に分けた先人の知恵「久地円筒分水」、市民の憩いの場として親水化が進められたエリアなど、史跡や現在の姿を見ることで、水が都市の発展と人の暮らしにどのような影響を与えてきたのかについて考えるプログラムです。
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第5回里川文化塾 二ヶ領用水フィールドワーク
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フィールド
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神奈川県川崎市
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ルート
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武蔵溝ノ口駅~二ヶ領用水~二ヶ領せせらぎ館歩行目安:2.5時間(約5km)
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最寄り駅
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【出発地点】武蔵溝ノ口駅(JR南武線)
【終着地点】二ヶ領せせらぎ館
登戸駅(JR南武線、小田急線) 徒歩7分
宿河原駅(JR南武線) 徒歩10分
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二ヶ領用水フィールドワークマップ
国土地理院基盤地図情報「東京、神奈川」よりミツカン水の文化センターで作図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の基盤地図情報を使用した。(承認番号 平26情使、第816号)
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二ヶ領用水フィールドワークガイド
齋藤光正さん(NPO法人多摩川エコミュージアム理事)、鈴木眞智子さん(同理事・事務局長)、吉田威一郎さん(久地円筒分水サポートクラブ リーダー)の解説をもとにミツカン水の文化センターが作成
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センターからのアドバイス
- 宿河原駅付近の親水路には約400本の桜並木があり、桜の名所として有名です。
武蔵溝ノ口駅、久地駅周辺は混雑しますので、注意して歩いてください。
- 歩きやすい服装および履きなれた靴(スニーカー、ジョギングシューズ、トレッキングシューズなど)で回られることをお勧めします。
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携行品
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飲み物、着替え、タオル、帽子、ビニール袋、雨具(レインウエアなど)、軽食(歩行中のエネルギー補給のため)
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トイレ休憩
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すくらむ21、緑化センター