流れが速く、大都市の真ん中を通る浅川は、現在でも治水の難しい川として認識されています。その浅川の氾濫を防ぐことで八王子を興し、陣屋を置いて宿場町の建設を進めた、大久保長安の治水と利水とまちづくりを見て歩きます。今も地名に残る警備隊〈八王子千人同心〉や信玄堤を思わせる巧みな治水術などの史跡から、後の世に発展した産業や文化の痕跡まで巡ると、400年前に築いた八王子のまちの骨格は、現在も受け継がれているということがわかります。そのまちづくりの思想に触れることで、大都市となった八王子の成り立ちを探ります。
里川文化塾開催当日のレポートはこちら
第14回里川文化塾 大久保長安・八王子の治水とまちづくり
URL
開催レポート「第14回里川文化塾 大久保長安・八王子の治水とまちづくり」
http://www.mizu.gr.jp/bunkajuku/houkoku/014_20130907_nagayasu.html
大久保長安の会
http://ookubo-nagayasu.com