ミツカングループの(株)ミツカングループ本社では、本年6月上旬、東京圏、大阪圏、中京圏の在住者600名を対象に平成10年度「水にかかわる生活意識調査」を実施しましたが、このほど有効回答523票の集計結果がまとまりました。
「水にかかわる生活意識調査」は、一般生活者のくらしと水とのかかわり、水に対する意識と行動などについてさまざまな角度からアンケート形式で調べたものです。1995年以来、ほぼ同じ内容で毎年実施しており、今年が4回目になります。
弊社は江戸時代から今日に至るまで、一貫して酢の製造を社業の中心としてきました。いうまでもなく、酢の製造には清浄な「水」が欠かせません。このため、弊社の酢の製造に適したきれいな「水」に対する関心は、創業当時からことのほか高いものがありました。
昨今、水質汚濁や水不足など、日本の水事情は年々悪くなっているといわれていますが、一般生活者はどのように捉えているのでしょうか。日々の生活にどのような影響を受けているのでしょうか。
「水にかかわる生活意識調査」は、科学的な研究や調査では見落とされがちな“一般生活者の実感としての水”の諸相を明らかにすることを目的にしています。調査結果については、過去3回の集計結果との比較を含め、“今日の水事情”を見つめ直す材料とするとともに、社業の中で有効活用していきたいと考えています。
(1998年7月発行)