ミツカン水の文化センターでは、本年6月中旬に、東京圏、大阪圏、中京圏の在住者600名を対象に平成12年度「水にかかわる生活意識調査」を実施しましたが、このほど有効回答460票の集計結果がまとまりました。
「水にかかわる生活意識調査」は、学術的な研究や調査では見落とされがちな“生活者の実感としての水”の諸相を明らかにすることを目的に、日常生活と水とのかかわり、一般生活者の水に対する意識と行動、水と日本文化などについて、さまざまな角度からアンケート形式で調べたものです。1995年以来、ほぼ同じ内容で毎年実施しており、今回が6目になります。
ミツカングループは文化元年の創業以来、酢の製造を社業の中心としてきました。酢の製造に水は欠かせないものだけに、ミツカングループの水に対する関心は創業当時 から一貫して高いものがありました。
昨年1月には、“水の文化”に関するさまざまな研究や情報交流活動を推進していく母体として「ミツカン水の文化センター」を設立。すでにいくつかの研究成果をあげています。
今回の「水にかかわる生活意識調査」も「ミツカン水の文化センター」の活動の一環 として実施したもので、集計結果は過去5回の結果とともに、基礎資料として有効活用していきます。
(2000年7月発行)