ミツカン水の文化センターでは、本年6月中旬に、東京圏、大阪圏、中京圏の在住者1,500名を対象に、平成24年度「水にかかわる生活意識調査」を実施し、このほど集計結果がまとまりました。
東日本大震災から1年余りが経過し、インフラとしての水道のありがたさを改めて認識している方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「水道水」や「水に関する災害」などに対する回答に注目しました。加えて、東京・大阪・中京圏との対比を目的に、昨冬に記録的大雪に見舞われた日本海側の代表的な雪国である新潟市を対象に、同様の設問にて特別調査を実施しました。
「水にかかわる生活意識調査」は、センター設立に先立ち、1995年に第1回目を実施して以来、ほぼ同じ内容で毎年6月に行っており、今回が18回目になります。日常生活と水とのかかわりや意識、水と日本文化などについてアンケート形式で調べることにより、生活者の実感としての水の諸相を明らかにしようというものです。
(2012年7月発行)