8月25日(金)にミツカン水の文化センターは、酢づくりの歴史や、食文化の魅力について発信する体験型博物館MIM(ミム)(MIZKAN MUSEUM)とのコラボ企画で「MIM塾」集まれ!妖怪小学校〜愛知の妖怪大集合〜を実施しました。
島田尚幸氏、岩里藁人氏、と妖怪に変身したMIM塾の参加者
「MIM塾」は小学生を対象とした夏休みの体験型学習イベントで、今回は親子10組に参加頂きました。
講師の“あいち妖怪保存会”島田尚幸氏に「妖怪って何?」というテーマで半田地区を含めた愛知県に伝わる妖怪について、特に水辺に出現するものに注目しながら教えて頂きました。
説明している間は、保存会メンバーで漫画家の岩里藁人氏がホワイトボードに即興で妖怪のイラストを描いて下さいました。
河童、のた坊主、柿食い竜などの妖怪について学んだ後、親子で妖怪のお面を作るワークショップを実施しました。
最後に子供たちが自分で作ったお面を被りながら、MIMの展示ルームを使って、自由に写真撮影をしました。昔ながらの酢づくりの風景や弁才船が提示されて、うすぐらい部屋は雰囲気満点!妖怪気分が高まりました。
今回のイベントは、一緒に楽しく水辺にいる妖怪について学ぶことで、自分が住む地域にある身近な水・水辺について考えたり、夏休み終盤に親子での思い出をつくる良いきっかけにして頂きました。
あいち妖怪保存会 共同代表
島田 尚幸(しまだ なおゆき)さん
1980年11月 愛知県名古屋市生まれ
愛知教育大学教育学部 卒業 名古屋大学大学院生命農学研究科 修了
私立 東海学園 東海中学校 教諭(理科)
東アジア恠異学会 所属「尼ケ坂怪談」発起人
ふるさと怪談トークライブ in 名古屋/静岡/田原 実行委員会 実行委員長
怪談・妖怪・文学などを題材とした講演会・トークイべントに出演雑誌等でコラムも執筆