7月24日(火)にミツカン水の文化センターは、酢づくりの歴史や、食文化の魅力について発信する体験型博物館MIM(ミム)(MIZKAN MUSEUM)とのコラボ企画で「MIM塾」みんなで!妖怪ハンティング!を実施しました。
島田尚幸氏、岩里藁人氏と自分で作成した妖怪手配書を持ったMIM塾の参加者
「MIM塾」は小学生を対象とした夏休みの体験型学習イベントで、今回は親子18組に参加頂きました。
講師の“あいち妖怪保存会”島田尚幸氏に「妖怪って何?」というテーマで半田地区を含めた愛知県に伝わる妖怪について、特に水辺に出現するものに注目しながら教えて頂きました。生きものから道具まで妖怪になるということも教えていただきました。
説明している間は、保存会メンバーで漫画家の岩里藁人氏がホワイトボードに即興で講師の話に登場する妖怪のイラストを描いて下さいました。
今年は、MIMの館内を見学して妖怪のイメージをふくらませ、MIMホールにて親子でオリジナル妖怪を考え、手配書の作成をしました。作成した手配書は、自分で「妖怪捕獲」印を押してハンティング!
桶や樽の妖怪など個性あふれるオリジナル妖怪がたくさん捕獲されました。
最後は、島田尚幸氏により、捕獲された妖怪の講評をしていただきました。
今回のイベントは、一緒に楽しく水辺にいる妖怪について学ぶことや妖怪に興味を持つこと、また自分が住む地域にある身近な水・水辺について考えたり、親子での思い出をつくったりする良いきっかけにして頂きました。
当日参加者が捕獲した妖怪はこちら
あいち妖怪保存会 共同代表
島田 尚幸 (しまだ なおゆき)さん
1980年11月 愛知県名古屋市生まれ
愛知教育大学教育学部 卒業 名古屋大学大学院生命農学研究科 修了
私立 東海学園 東海中学校 教諭(理科)
東アジア恠異学会 所属「尼ケ坂怪談」発起人
ふるさと怪談トークライブ in 名古屋/静岡/田原 実行委員会 実行委員長
怪談・妖怪・文学などを題材とした講演会・トークイべントに出演雑誌等でコラムも執筆