11月20日(土)にオンラインセミナー「近世の井戸を水源とする都市給水システムを考える―近江八幡・高松・半田―」を開催いたします。
今回のオンラインセミナーでは、土木史研究者の神吉和夫さんを講師にお招きし、江戸時代の井戸を水源とする水道についてお話しいただきます。
なお、半田の木樋を用いた水道の特徴については、一般財団法人招鶴亭文庫の資料を使用して解説いただきます。
13:20 | Zoom接続開始 |
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13:30 | 開催挨拶、講師紹介 |
13:40 | 講演 |
14:40 | 休憩 |
14:50 | 質疑応答(事前質問への回答) |
15:20 | 閉会挨拶、連絡事項 |
15:30 | 終了 |
土木史研究者 博士(工学)
神吉 和夫(かんき・かずお)
1947年 兵庫県加古川市生まれ
1972年 神戸大学大学院工学研究科土木工学専攻(修士課程)修了 神戸大学助手
1979年 播州赤穂での赤穂水道調査に参加、以後、土木史の研究を始める
2001年 博士(工学) わが国の都市水利施設に関する土木史研究
2012年 神戸大学定年退職 助教
80年代初から江戸時代の水道の研究を始め、のち古代都市の溝、近代初期の水道へと対象を広げ研究した都市水利史のパイオニアである。土木史研究者としても知られ治水史、近代土木遺産等の研究がある。
江戸時代の水道に関連する主な著書
『江戸上水の技術と経理』(共著、クオリ、2000 増補版をCD出版)、『川を制した近代技術』(大熊孝編、平凡社、1994)など。