国分寺崖線からの湧水を集め、かつては水車が点在するほど水量が豊かだった野川。高度成長期に生活雑排水が流入してドブ川となってしまいましたが、下水道整備や積極的な市民の活動によってかつての清流を取り戻しました。しかし、現在は都市化の影響で湧水が乏しくなり、流水が途切れてしまう状態がたびたび発生する新たな問題を抱えています。このフィールドワークでは、地域の暮らしとの関わり、治水対策や自然環境の再生まで、これまでさまざまな経緯をたどってきた野川を歩きながら、「都市の発展」と「自然の保全」の両立について考えます。
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第11回里川文化塾 野川を歩く
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開催レポート「第11回里川文化塾 野川を歩く」
http://www.mizu.gr.jp/bunkajuku/houkoku/011_20130405_nogawa.html