元の地形と自然を活かした緑豊かな「多自然」川づくり。国土交通省がすべての川づくりの基本と定めた「多自然川づくり基本指針」(2006年)よりも30年先駆けた事例として知られるのが、神奈川県横浜市西部を流れる和泉川の河川環境整備です。森と川が一体化する親水空間である「東山の水辺」や「関ヶ原の水辺」。多様性のある起伏を活かした地形処理がされ、周辺の環境に溶け込む「宮沢遊水地」。また、子どもに親しんでもらおうと工夫を凝らした「赤関おとなり橋」や、スロープ、階段、手すりなどのディテールに至るまで工夫が凝らされています。まさに「生活の一部」として、まちに溶けこんでいる都市河川を体感できるプログラムです。
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第21回里川文化塾 和泉川で学ぶ 多自然川づくり実践のポイントと継承の課題
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開催レポート「第21回里川文化塾
和泉川で学ぶ 多自然川づくり実践のポイントと継承の課題」
http://www.mizu.gr.jp/bunkajuku/houkoku/021_20151017_izumigawa.html
「美しくなければ川じゃない」(機関誌『水の文化』33号)
http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/no33.html#09
「変化する川 自由な川が美しい」(機関誌『水の文化』27号)
http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/no27.html#07
瀬谷区・和泉川
http://www.city.yokohama.lg.jp/seya/midokoro/izumigawa/