第14回 発見!水の文化
船でめぐる名古屋の水辺~堀川・中川運河編~

発見!水の文化 第14回 船でめぐる名古屋の水辺~堀川・中川運河編~

2019年11月30日(土)愛知県名古屋市にて、第14回「発見!水の文化」イベントを実施しました。今回の「発見!水の文化」は、昨年に引き続き、一般社団法人中川運河キャナルアートの協力を得て実施しました。中川運河と堀川を一気にめぐることのできる特別コースを2艘の船に分かれて、川地正教氏と柳田哲雄氏の解説を聞きながらめぐりました。

実施概要

日時
2019年11月30日(土)
午前の部 9:20-11:40 午後の部 13:00-15:20
講師
一般社団法人中川運河キャナルアート 理事 川地建築設計室 主宰
川地 正教(かわち まさかず)さん
NPO法人伊勢湾フォーラム
柳田 哲雄(やなぎだ てつお)さん
参加者数
総勢 58名
主催
ミツカン水の文化センター
ルートマップ
  • 船でめぐる名古屋の水辺~堀川・中川運河編~クルージングコース(午前の部)

    船でめぐる名古屋の水辺~堀川・中川運河編~クルージングコース(午前の部)

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  • 船でめぐる名古屋の水辺~堀川・中川運河編~クルージングコース(午後の部)

    船でめぐる名古屋の水辺~堀川・中川運河編~クルージングコース(午後の部)

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今回の見どころ

中川口通船門

中川口通船門は、水位差のある名古屋港と中川運河を船で通航できるように整備されました。
この通船門のおかげで中川運河の水位は一定に保たれています。当日は船に乗り水位差を体感しました。

  • 中川口通船門

    中川口通船門

  • 中川運河から通船門を抜けると名古屋港にでるところ

    中川運河から通船門を抜けると名古屋港にでるところ

  • 中川運河と名古屋港の水位差を調整しているところ

    中川運河と名古屋港の水位差を調整しているところ

  • 中川運河と名古屋港の水位差を調整しているところ

    中川運河と名古屋港の水位差を調整しているところ

中川運河

中川運河は、名古屋港からと、水処理センターで綺麗に処理された水が流れ込むことにより、水質が向上しています。また、平成24年には行政によって中川運河再生計画が出され、市民の憩いの場となるよう、様々な取り組みがされています。

  • 中川運河でカヌーを楽しむ人たち

    中川運河でカヌーを楽しむ人たち

  • 水辺を見ながら食事を楽しむことができるレストランやカフェが入った複合施設

    水辺を見ながら食事を楽しむことができるレストランやカフェが入った複合施設

堀川

堀川は400年ほど前に作られた川で、名古屋に生活必要物資を運び入れたり、逆に作ったものを運び出したりという重要な交通路となっていました。特に納屋橋のあたりでは、東側では、材木関係、西側には乾物や生活必要物資が多く出貨・入貨されており、堀川の東と西で全く違う商業活動が行われていたといわれています。

  • 川沿いに残る木材

    川沿いに残る木材

  • 今も残っている赤レンガの柱

    今も残っている赤レンガの柱

松重閘門

松重閘門は、昭和7年頃から昭和43年頃まで堀川と中川運河の水位差を調整するために作られ、当時は自由に行き来でき、年間8,000隻ほどの船が通っていました。現在は、閉鎖されているものの名古屋市の有形文化財となっています。

松重閘門

松重閘門

当日の様子

午前の部
  • 子どもも参加してくださいました

    子どもも参加してくださいました

  • 講師の説明を熱心に聞いている参加者のみなさん

    講師の説明を熱心に聞いている参加者のみなさん

  • 中川口通船門で水位差を体感しました

    中川口通船門で水位差を体感しました

午後の部
  • 午後の部のみなさんも熱心に講師の説明を聞いていました

    午後の部のみなさんも熱心に講師の説明を聞いていました

  • 川から見る街の風景や景色を見ている参加者のみなさん

    川から見る街の風景や景色を見ている参加者のみなさん

  • 2時間に及ぶクルーズの途中には、体操をしたりお菓子を食べたりし、楽しく過ごしました

    2時間に及ぶクルーズの途中には、体操をしたりお菓子を食べたりし、楽しく過ごしました

参加者の声

参加者のみなさんからたくさんの感想をいただきました!

通船門を通り実際にしくみを体験できおもしろかったです。(40代女性)

大変わかりやすい説明で楽しめました!子どもたちも連れて来たかったと思いました。(40代女性)

名古屋にずっと住んでいるが知らないことも多く面白かった。(30代男性)

天気に恵まれ心地よい水辺を感じながらの実施となりました。講師の解説を通し、堀川・中川運河の水辺の歴史や文化、発展に向けた取り組みなどを知ること、 水と人とのかかわり感じることができました。
参加者のみなさん、実施報告をご覧くださったみなさんありがとうございました。



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