「和船を見てみたい、乗ってみたい」と思った方に、見学や乗船ができるスポットをご紹介します。和船が行き交うかつての風景が感じられるのでは?
編集部
※天候や増水によって中止になること、または料金や時間が変わることもあります。くわしくは各運営元にお問い合わせください
※~ は「見られる」大型の木造船、~ は「乗れる」小型の木造船です(人力で動くものに限定)。ご紹介した和船がすべてではありません。ぜひご自身でも探してみてください
(2016年10月5日現在)
1858年(安政5)に宿根木(しゅくねぎ)で建造された「幸栄丸」を当時の版図(設計図)をもとに復元。1998年(平成10)3月完成。積石数は512石積(約77トン積)。
●展示場所 |
---|
佐渡国小木民俗博物館(新潟県佐渡市宿根木270-2) |
●開館時間 |
8:30〜17:00(年末年始と12月〜2月の月曜は休館) |
●入館料 |
大人500円、中学生以下200円 |
●問い合わせ |
0259-86-2604(佐渡国小木民俗博物館) 白山丸友の会ホームページ |
風を利用して網を引っ張る「帆引き漁法」で用いられた。霞ヶ浦沿岸の3市(土浦市、かすみがうら市、行方市)から出航する遊覧見学船に乗って、湖上から眺める。
(3市とも日程が異なるので各市の観光協会に要問い合わせ)
江戸時代から昭和30年代まで琵琶湖の湖上で活躍した「丸子船」を復元展示。
●展示場所 |
滋賀県立琵琶湖博物館 (滋賀県草津市下物町1091) |
---|---|
●開館時間 | 9:30〜17:00(最終16:30 月曜休) |
●入館料 | 一般750円、高校・大学生400円、小・中学生以下無料 |
●問い合わせ |
077-568-4811 滋賀県立琵琶湖博物館 |
栃木市街を流れる巴波川(うずまがわ)を20分ほど遊覧。船頭の歌を聞きながら蔵のまちなみが楽しめる。
●受付場所 | 蔵の街遊覧船待合処(栃木市倭町2-6) |
---|---|
●運航時間 | 10:00〜16:00(12月〜2月は15:00まで。年末年始、荒天時は休み |
●乗船料 | 大人700円、小学生以下500円、犬100円 |
●問い合わせ |
0282-23-2003 (10:00〜16:00/NPO法人 蔵の街遊覧船)蔵の街遊覧船 |
水郷地帯で住民の足となっていた手漕ぎのろ舟(サッパ舟)。前川を約30分遊覧。「あやめまつり」期間中のほか、2016年は4月〜10月の週末定期運航を実施(2017年度は未定)。
●乗船場所 |
---|
水郷潮来あやめ園ろ舟乗り場(茨城県潮来市あやめ前川) |
●運航時間 |
9:00〜16:00 |
●乗船料 |
大人1000円、小学生以下500円(乳幼児は無料) |
●問い合わせ |
0299-80-3831 (潮来市商工会) |
櫓漕ぎ技術の継承を目指して活動する「和船友の会」。水曜日(夏と冬は日曜日)に和船を操船。乗船無料。
●活動場所 |
江東区横十間川親水公園 (東京都江東区海辺8-4先) |
---|---|
●受付時間 | 10:00〜14:15(先着順。10名 以上は1週間前までに要予約) |
●問い合わせ | 03-3647-2538(江東区役所土木部河川公園課工務係) |
アーティストと船大工が出会い、市民も協力して生まれた「天馬船」。舟も漁具も森があってこそ。そのサイクルに思いを馳せる。通常は展示のみ。イベント時に乗船できる(要問い合わせ)。
●展示・ 活動場所 |
ひみ漁業交流館魚々座 (氷見市中央町7-1) |
---|---|
●問い合わせ | [email protected](アートNPOヒミング) |
姫路藩で利用されていた和船の姿を調査・復元し、内堀で運航。
●受付 | 姫路城武者溜り(当日9時から受付開始。事前予約不可) |
---|---|
●運航時間 | 9:30〜15:30(2016年は11月27日まで毎週土・日・祝日) |
●乗船料 | 大人 1000円、12歳以下500円 |
●問い合わせ | 079-254-5630(姫路藩和船建造委員会) |
日本三大急流の一つである球麿(くま)川で、手漕ぎの木舟による急流下り。ショートコースとミドルコースが人気。
●受付 |
人吉発船場 (熊本県人吉市下新町333-1) |
---|---|
●運航時間 | 9:00〜15:00(春夏は16:00まで。要予約) |
●乗船料 | ショートコース(25分)大人2160円、小学生以下1404円など |
●問い合わせ | 0966-22-5555(くま川下り株式会社)くま川下り株式会社 |