機関誌『水の文化』64号
氷河が教えてくれること

『水の文化』64号
氷河が教えてくれること

水の文化 64号 氷河が教えてくれること
2020年 2月

「氷河」と聞いて、何を思い浮かべるだろう。巨大な氷の塊がゆっくりと海に落ちていく壮大な風景だろうか。それともペンギンやアザラシだろうか。

地球上にある淡水のうち、約70%が氷河や氷山として固定されている。そして氷河は陸地面の10~12%を占め、真水を地表に留める重要な役割を担っている。

その氷河の水はヒマラヤなどで灌漑用水や水力発電に使われているし、北半球北部の都市では多くの人々が氷河の痕跡の上で今も暮らしている。

そもそも私たちの多くは、氷河のことをあまりよく知らない。氷河と私たちの関係を、歴史も含めて読み解いてみたい。

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ニュージーランド「タスマン氷河」の空撮。氷河が削ってできた谷はU字のカーブを描く。右の山はクック山
(撮影:岩田修二さん)

ニュージーランド「タスマン氷河」の空撮。氷河が削ってできた谷はU字のカーブを描く。右の山はクック山(撮影:岩田修二さん)

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