13年間の「水にかかわる生活意識調査」は私たちに新たなテーマをもたらしました。
普段、何気なく使っている水に対しても時代によって変わる意識と変わらない意識があることが調査結果から浮かび上がってきたからです。
それらのテーマをもっと掘り下げるために気になった結果を研究分野や立場の異なる方々に見てもらい、お話をうかがうことにしました。
調査結果の背後にあるものを、掘り起してみたら自分と違う視点や価値観に触発されるかもしれません。
先入観から「当たり前」と思っていることに疑問を投げかけ見えなかったことが見えてくるかもしれません。
水の文化センターは、これからの時代に向けて「こんな見方をしたら、こんな新しい可能性も生まれるんじゃないかな」と提案できる存在でありたいと思っています。
そうした触発が、人から人へと連鎖反応を起こして波及していったら面白いなあ、と考えています。