機関誌『水の文化』71号
南西諸島 水紀行

『水の文化』71号
南西諸島 水紀行

水の文化 71号 南西諸島 水紀行
2022年 7月

コロナ禍で不自由な生活を強いられるなか、「遠くへ行きたい」という欲求が募ることはないだろうか。その目的地を考える際、「南の島」を思い浮かべる人は多いかもしれない。

日本は島国だ。海上保安庁は日本の構成島数を6852と公表し、国土交通省は有人島を416とする。その島で人が暮らせるかどうかは、「水(淡水)を確保できるか」が左右する。古来、湧き水のそばに人びとは住み着き、集落を形成した。今も祭祀の場は湧き水と分かちがたくある。

今回は数多ある島のなかから、九州以北の「ヤマト」と沖縄島以南の「琉球」の文化的要素が混在する南国の島々、南西諸島(琉球弧)に目を向けた。

島々を巡りながら、その魅力や文化、環境、そこに暮らす人びとと水のかかわりに目を向けることで、本来あたりまえに得られるわけではない「水」への眼差しと、島国・日本のあり方について思いをはせたい。

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与論島の美しい海辺で写真を撮り合う女性たち

与論島の美しい海辺で写真を撮り合う女性たち

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