機関誌『水の文化』20号
消防力の志(こころざし)

『水の文化』20号
消防力の志(こころざし)

水の文化 20号 消防力の志(こころざし)
2005年8月

地震、雷、火事、親父。
それほど火事は、江戸の日常茶飯事だったようです。

火災発生時に不可欠な「消防水利」は、安心のための大きなインフラです。
阪神淡路大震災をきっかけに、「非日常の火事」が意識され始めましたが、消火栓、防火水槽、自然河川などどれをとっても、私たちが消火に使える身近な水は、意外と少ないことがわかります。

現代に生きる私たちの「安全」と「安心」は、消防力というセーフティネットに支えられています。
消火と救命の技術人とのつながり人を助ける強い志。
消防力におけるこの3つの要素は、何も消防職員だけのものではありません。

自分たちが、自らの暮らしを守るには、志を持って「身近な消防力」を磨き、「身近に汲める尽きない水」を備えることが求められているのではないでしょうか。

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日照時間の短い北欧では、夏は特別な季節である。フィンランドでは白夜となる夏至の祭で、コッコという巨大なかがり火が焚かれ、名誉ある点火の役は、その年に結婚した新婚カップルから選ばれる。燃え盛る炎を見つめるフィンランド人の瞳には、火を神聖視する太古の魂が宿っているようだ。

日照時間の短い北欧では、夏は特別な季節である。フィンランドでは白夜となる夏至の祭で、コッコという巨大なかがり火が焚かれ、名誉ある点火の役は、その年に結婚した新婚カップルから選ばれる。燃え盛る炎を見つめるフィンランド人の瞳には、火を神聖視する太古の魂が宿っているようだ。

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