2017年03月17日
齋藤 美穂
さいとう みほ
早稲田大学教授・博士(人間科学)
私たちの身のまわりにはさまざまな「色」がある。色は人間にどのような影響を及ぼすのだろうか。心理学における「色の嗜好の研究」は伝統的な分野で、「日本人の色の好み」については古くから研究されていた。しかし、日...
2017年03月17日
中庭 光彦
なかにわ みつひこ
多摩大学経営情報学部事業構想学科教授
人口減少期の地域政策を研究し、自治体や観光協会などに提案している多摩大学教授の中庭光彦さんが「おもしろそうだ」と思う土地を巡る連載です。将来を見据えて、若手による「活きのいい活動」と「地域の魅力づくりの今...
2017年02月20日
小説および映画『のぼうの城』で一躍有名になった「忍城(おしじょう)」は、沼地のなかの地形を巧みに活かして建設され、室町時代から明治初年にかけて存在した城です。北武蔵の成田氏が築城したとされ、水郷のなかに点在するその様はまさに要害だったそうです。今回は、豊臣秀吉の命を受けた石...
2017年01月28日
遠藤 秀
えんどう ひでき
東京大学総合研究博物館教授
もともとクマの仲間であるジャイアントパンダは、掌の構造を変えなければ今のようにササを手でつかんで食べることは不可能でした。「それでパンダは6本目の指をつくり出してササをつかめるようにした」という長年の定説を覆したの...
2016年11月16日
安達 裕之
あだち ひろゆき
日本海事史学会会長 東京大学名誉教授
そもそも和船とはどのようなものなのか。江戸時代の弁才船に代表されるように、日本において発達し、幕末以降に洋式船舶が導入されるまでのあいだ用いられた船が和船だ。「横風や逆風での帆走性能は、西欧を代表する多数...
2016年11月16日
編集部
ものを運ぶために生まれ、そして発達した和船は人力や風の力で人が動かすもの。人が動けば交流が生まれ、それぞれがもつ多様なバックボーンが混ざり合って新しい何かが生まれる。今回はその何かを「昆布ロード」「陶器」...
2016年11月16日
中庭 光彦
なかにわ みつひこ
多摩大学経営情報学部事業構想学科教授
人口減少期の地域政策を研究し、自治体や観光協会などに提案している多摩大学教授の中庭光彦さんが「おもしろそうだ」と思う土地を巡る連載です。将来を見据えて、若手による「活きのいい活動」と「地域の魅力づくりの今...
2016年11月16日
人と荷を載せ、沿岸を船が行き来する。そうするうちに、形のないものも長い時間をかけて伝わっていく。その一つが「民謡」だ。はるか信州から日本海を介して北上し、北の大地に根ざした「江差(えさし)追分」は全国大会...
2016年11月16日
斎藤 善之
さいとう よしゆき
東北学院大学経営学部 教授
東北地方は米や鉱物など豊かな資源に恵まれ、それらを日本各地に送り出す一方で、衣料品や醸造食品、陶磁器などさまざまな工業製品を受け入れてきた。東北学院大学教授の斎藤善之さんは「すでに古代末期の12世紀には東...
2016年11月16日
だしや煮しめの具材など、日本人の食生活になくてはならない昆布。産地は羅臼、利尻などに代表される北海道が有名だが、消費量では富山県が際立って多く、数年前までは不動の全国1位だった。昆布の採れない富山県で、な...