2016年11月16日
椎名 誠
作家
ずいぶん沢山の旅をした。途上国などはめったに橋などつくれないので川があると船を利用するしかない。二十分ぐらいで向こう岸に渡れてしまうところなどは渡し船ほど立派なものは使わず、両岸にワイヤーを渡し人々はハシ...
2016年11月16日
坂本 貴啓
さかもと たかあき
筑波大学大学院 システム情報工学研究科 博士後期課程 構造エネルギー工学専攻 在学中
川系男子坂本貴啓さんの案内で、編集部の面々が全国の一級河川「109水系」を巡り、川と人とのかかわりを探りながら、川の個性を再発見していく連載です。今回の原稿は、博士論文の執筆に奮闘中の坂本くんに代わって、...
2016年11月16日
かつて鯨も魚と同じように、「海からの贈り物」として食されていた。この日本で鯨の産物を商品として流通させるために組織的な捕鯨が始まったのは戦国時代後期。手漕ぎの鯨舟(くじらぶね)や網を用いた捕鯨法は江戸時代...
2016年11月16日
古賀 邦雄
こが くにお
古賀河川図書館長 水・河川・湖沼関係文献研究会
3万年前に人類が沖縄に渡ってきた航海の実験について、与那国島から西表島までの75km間、草舟(くさぶね)漕ぎが行なわれたと、2016年(平成28)7月18日の朝日新聞に掲載されていた。当時は丸太を削る斧が...
2016年11月16日
編集部
「和船を見てみたい、乗ってみたい」と思った方に、見学や乗船ができるスポットをご紹介します。和船が行き交うかつての風景が感じられるのでは?
2016年11月16日
水と風土が織りなす食文化の今を訪ねる「食の風土記」。今回は、ふっくらもちもちとした食感が特徴の「六田麩(ろくだふ)」です。江戸時代に宿場町として栄えた六田地区では、大切な宿客を自慢の麩料理でもてなし大変喜...
2016年10月31日
房総丘陵の小櫃川(おびつがわ)周辺に今も残るトンネル状の用水路「二五穴(にごあな)」は、江戸時代後期から明治時代初期にかけてつくられたもの。すでに100年以上使いつづけられています。丘陵地にトンネル状の水路を使って灌漑する水田はさまざまな形態のものがつくられてきましたが、二...
2016年07月19日
飯倉 義之
いいくら よしゆき
國學院大学文学部日本文学科 准教授
妖怪は多様だが、水辺だけを見た場合、どのような妖怪がいるのだろうか。代表格は河童が挙げられるが、それ以外の存在も知りたい。そこで妖怪に関する著述が多い飯倉義之さんに、水辺に現れる妖怪についてお聞きした。水...
2016年07月19日
内山 節
うちやま たかし
哲学者
かつての日本の人々は、みえている世界の奥にみえない世界があると考えていた。みえているのは現象の世界であり、みえない世界に本質があるというとらえ方である。たとえば「私」をみても、みえているのは私の現象だけだ...
2016年07月19日
小松 和彦
こまつ かずひこ
国際日本文化研究センター所長
現代の「妖怪学」の第一人者は、民俗学者・文化人類学者の小松和彦さんだ。小松さんは「日本ほど多種多様な妖怪の文化が花開いた国は珍しい」と言う。妖怪がマンガ、アニメ、ゲームに登場し、それが海外から「クールジャ...