2017年11月17日
山本一力
やまもと いちりき
作家
大川(隅田川)の東側、深川。「水の都」と称されることが多い深川の興りは、江戸時代初期にまでさかのぼる。明暦三(1657)年一月十八日に出火した明暦の大火は、二十日になってやっと鎮火した。消火できたわけでは...
2017年11月17日
中庭 光彦
なかにわ みつひこ
多摩大学経営情報学部事業構想学科教授
人口減少期の地域政策を研究し、自治体や観光協会などに提案している多摩大学教授の中庭光彦さんが「おもしろそうだ」と思う土地を巡る連載です。将来を見据えて、若手による「活きのいい活動」と「地域の魅力づくりの今...
2017年11月17日
LYURO リュウロ
築28年のビルをホテルとしてリノベーションした「LYURO東京清澄」。2階にある広いテラス(川床)は、東京都建設局河川部の社会実験「かわてらす」によるもの。誰もが水辺の楽しさを実感できる新スポットだ。
2017年11月17日
編集部
平日も観光客で賑わう浅草、その対岸の東京スカイツリー®をランドマークとする本所、ここ数年ぐっと人気が高まりつつある蔵前と深川。今回はこの四つのエリアを「イースト・トーキョー」と見なして今昔を探った。浅草寺...
2017年11月17日
久染健夫
ひさぞめ たけお
深川案内人
慶長年間(1596-1615)、摂津国から来た深川八郎右衛門によって隅田川河口が埋め立てられ、「深川村」と命名されたことに始まる深川は、1657年(明暦3)の「明暦の大火」から急速に発展。日本橋や神田にあ...
2017年11月17日
古賀 邦雄
こが くにお
古賀河川図書館長 水・河川・湖沼関係文献研究会
私は2017年7月13日福岡市博物館にて、国立カイロ博物館所蔵「黄金のファラオと大ピラミッド展」を観賞した。古代エジプトの王たちは、ナイル川を利用し、船で石を運搬し巨大なピラミッドを造り上げた。古代エジプ...
2017年11月17日
かつて隅田川に面して幕府の年貢米を納める「御米蔵(浅草御蔵)」が立ち並んでいた蔵前。御米蔵の裏手には、今は暗渠となった鳥越川が流れ込み、隅田川からの物資が舟で行き来していた。最近、この蔵前周辺が「わさわさ...
2017年11月17日
五味和之
ごみ かずゆき
すみだ北斎美術館 学芸員(教育普及担当)
「明暦の大火」(1657年[明暦3])をきっかけに、隅田川左岸の湿地帯を開拓するためにつくられた掘割の一つに本所割下水(ほんじょわりげすい)がある。これは、建築資材を舟で運び込む「運搬路」でもあった。この...
2017年11月17日
山本博文
やまもと ひろふみ
東京大学史料編纂所 教授
当時、世界でも有数の人口を擁した江戸。行徳の塩、周辺の農村から野菜などが川船で運ばれたが、そうした物流や人々の往来を支えたのが、隅田川と関連する運河だ。時は過ぎ、いま再び東京の東側「イースト・トーキョー」...
2017年11月09日
石川県白山市
石川県の南西に位置する白山市は、暖流の流れる日本海の影響を受けた、世界的にも稀な低緯度の多量積雪地帯です。その全域を範囲とする「白山手取川(はくさんてどりがわ)ジオパーク」は、2011年(平成23)9月5日、日本ジ...