2015年02月27日
編集部
このところ、魚介類の養殖に対する注目度は上がっているように見える。水産資源の枯渇が問題視されるなか、クロマグロの完全養殖に成功した近畿大学、ニホンウナギに取り組む独立行政法人水産総合研究センターなどがメデ...
2015年02月27日
近畿大学水産研究所
クロマグロの完全養殖に成功し、一躍その名を轟かせた近畿大学。養殖研究を始めたのは、初代総長の世耕弘一さんが「海を耕せ」と栽培漁業を提唱したことに端を発する。そして今、養殖魚の専門料理店を大阪と東京で経営し...
2015年02月27日
株式会社夢創造
中国のコイが起源といわれているように、養殖は沿岸部にかぎった話ではない。さまざまな陸上養殖が行なわれているが、塩分濃度が生理食塩水に近い温泉の水でとらふぐを育て、年間2万5000尾を出荷している会社がある...
2015年02月05日
古市 剛史
ふるいち たけし
京都大学霊長類研究所教授
「ボノボ」という類人猿をご存じでしょうか。サル目(霊長目)ヒト科チンパンジー属に分類され、アフリカ中央部の赤道付近に広がるコンゴ盆地に住んでいます。チンパンジーとよく似た外見をしていますが、オスが好戦的なチンパンジ...
2014年12月02日
沖 大幹
おき たいかん
東京大学生産技術研究所教授 博士(工学)
7年前の『水の文化』26号で、「高騰するエネルギーと水資源100年後どうなるどうする水文化」について語ってくださった沖大幹さん。当時の日本には、温室効果ガスの排出量を2008年から2012年の間に6%削減...
2014年12月02日
原田 憲一
はらだ けんいち
理学博士
地学の分野では100万年が国際基準単位になっている、と原田憲一さん。敬遠されがちな地学を、わかりやすく、また、暮らしに結びつけて話してくれました。自然災害が多発する日本列島で、縄文時代からたくさんの命が育...
2014年12月02日
坂本 貴啓
さかもと たかあき
筑波大学大学院 システム情報工学研究科 博士後期課程 構造エネルギー工学専攻 在学中
川系男子坂本貴啓さんの案内で、編集部の面々が109水系を巡り、川と人とのかかわりを探りながら、川の個性を再発見していく連載です。
2014年12月02日
古賀 邦雄
こが くにお
ミツカン水の文化センター アドバイザー 古賀河川図書館長
私の里川は一体どこの川だろうか。里川をその地域の人々が利用しながら守っていく川だとすれば、その利用と守ることが春夏秋冬を通じて、日常生活の中で自然に営まれていることが必要十分条件であろう。私が住んでいる福...
2014年12月02日
谷口 昭一
たにぐち しょういち
国土交通省近畿地方整備局 大和川河川事務所 調査課長
青丹(あおに)よし奈良の都は咲く花の薫(にお)うがごとくいま盛りなりと謳われた古都奈良を象徴する大和川。亀の瀬という世界有数の地滑り地帯を擁し、治水安全上、管理が難しい川でもあります。河川改修やダムなどの...
2014年12月02日
真木 雅之
まき まさゆき
鹿児島大学地域防災教育研究センター特任教授 前防災科学技術研究所観測・予測研究領域長 理学博士
従来にない雨の降り方によって、多くの被害が生じています。温帯の日本が熱帯モンスーン気候になったかのような激しい降雨や、局所的な降雨は、私たちに災害への新たな心構えを促しています。新しい気象レーダの開発は、...