2022年07月21日
屋久島、加計呂麻島、与論島を巡った今回の取材。3つの島は九州の南から南西方向に伸びる南西諸島あるいは琉球弧と呼ばれる島嶼群に属するが、水をもたらす地形や気象条件を見てもその違いは大きい。
2022年07月21日
戦後、沖縄が返還されるまで「日本最南端の島」として人気を博した与論島。泊まる宿が見つからず「廊下でいいから寝かせてくれ」と頼み込む観光客も多く、部屋数に余裕がある家はほぼすべてが民宿の看板を掲げたという。
2022年07月21日
奄美大島南端の古仁屋港から船で渡る。約20分で着く加計呂麻島では、地下水は飲み水に適さないが、山からの表流水を用いて稲作を営み、地形に合わせてサトウキビや芋も栽培し、暮らしつづけてきた。
2022年07月21日
1993年(平成5)、白神山地とともに日本で初めて「世界自然遺産」に登録された屋久島。樹齢2000年とも7200年ともされる大木「縄文杉」で知られる。屋久島は「ひと月に35日雨が降る」といわれるほど雨が多く...
2022年07月21日
須山 聡
すやま さとし
駒澤大学文学部地理学科教授
かつて柳田國男は「島国日本の抱える問題の縮図は島にある」と記した。島は本土に比べて、変化も比較的ゆっくり進む。なかでも本土から距離のある南西諸島は、多様な文化・風習が残っているとされる。
2022年07月21日
町 亞聖
まち あせい
フリーアナウンサー
「町家のルーツは与論島なの?」晩酌をしている父に尋ねると「そうだ」という答えが返ってきて驚きました。父方の故郷は福岡だと思っていましたがまさか“与論島”とは。
2022年02月21日
坂本 貴啓
さかもと たかあき
東京大学 地域未来社会連携研究機構 北陸サテライト 特任助教
川系男子 坂本貴啓さんの案内で、編集部の面々が全国の一級河川「109水系」を巡り、川と人とのかかわりを探りながら、川の個性を再発見していく連載。今回は、阿蘇カルデラから流れ出る「白川」を巡りました。
2022年02月21日
水と風土が織りなす食文化の今を訪ねる「食の風土記」。広島県の北部で、秋祭りや正月に欠かせなかった「ワニ」料理を紹介します。
2022年02月21日
野田 岳仁
のだ たけひと
法政大学 現代福祉学部 准教授
地域が抱える水とコミュニティにかかわる課題を、若者たちがワークショップやフィールドワークを通じて議論し、その解決策を地域に提案する研究活動「みず・ひと・まちの未来モデル」。初年度は長野県松本市の公共井戸を研究対象としました。
2022年02月21日
古賀 邦雄
こが くにお
古賀河川図書館長 水・河川・湖沼関係文献研究会
筑後川は、その源を熊本県阿蘇郡の瀬の本高原に発し、山岳地帯を流下し、大分県日田市において、九重連山から流れる玖珠川を合わせ山間盆地に入り、夜明峡谷を下り、福岡県うきは市、朝倉市を過ぎ、隈上川、巨瀬川...