2018年03月15日
鈴木禎宏
すずき さだひろ
お茶の水女子大学基幹研究院 人文科学系 准教授
スマートフォンを始めとするモバイルデバイスの普及によって、いつでもどこでも視覚・聴覚で情報が得られるようになった。今後、AIの導入が本格化すれば、人間はますます「情報」と呼ばれる電気信号を重んじるようにな...
2018年03月15日
編集部
なぜ人は「拭く」のだろうか。そんな疑問からスタートした今回の特集。水や水分が介在することも多い拭くという行為を考えると、その裏に何か関係性があるのではないかと取材を重ねた結果、見えてきたことがある。山折哲...
2018年03月15日
新津春子
にいつ はるこ
日本空港テクノ株式会社 環境管理部 環境マイスター
過去に4回も「世界一清潔な空港」と評価された羽田空港には「カリスマ清掃員」と呼ばれる人がいる。日本空港テクノ株式会社に勤める新津春子さんだ。多忙な日々を過ごすなか、「日々の家の掃除は、薄手のタオルで拭くだ...
2018年03月15日
古賀 邦雄
こが くにお
古賀河川図書館長 水・河川・湖沼関係文献研究会
ガンジス川の流れは、延長約2500km、流域面積約173万km2であり、その水源から河口まで、中国、ネパール、ブータン、インド、バングラデシュの5ヵ国を流域に抱える国際河川である。その流れを、児童書、デイ...
2018年03月15日
関野 勉
せきの つとむ
家庭紙史研究家
身の回りを拭くものといえば、ティッシュペーパーなどの「紙」も身近な存在だ。水回りでいえば、トイレットペーパーは現代の必需品と言っていい。そこで、家庭で使われる紙の歴史、特にトイレットペーパーを中心に「家庭...
2018年03月15日
藤森照信
ふじもり てるのぶ
建築史家 建築家
建築工事の中では水は嫌われ者で、水を使わぬやり方を「乾式工法」と呼び、戦後の主流となってきた。割を食ったのは左官で、戦前までは仕上げの主役だったのに、戦後は壁紙やボードや合板に代わられて久しい。左官が嫌わ...
2018年03月15日
坂本 貴啓
さかもと たかあき
国立研究開発法人 土木研究所 水環境研究グループ 自然共生研究センター 専門研究員
川系男子坂本貴啓さんの案内で、編集部の面々が全国の一級河川「109水系」を巡り、川と人とのかかわりを探りながら、川の個性を再発見していく連載です。
2018年03月15日
山折哲雄
やまおり てつお
宗教学者/評論家
生活するうえで、大多数の人が無意識のうちになにかしら拭いている。ならば、「拭く」行為には、水気をとる、汚れを拭(ぬぐ)い去るということ以外に何か意味があるのではないか―。これが今回の特集の出発点だった。そ...
2018年03月15日
永井良和
ながい よしかず
関西大学社会学部教授 現代風俗研究会会員
「三種の神器」という言葉がある。1950年代半ばの「電気洗濯機、電気冷蔵庫、電気掃除機」がその嚆矢(こうし)だが、電気掃除機は掃除にかかる労力を軽減した。今は自走式の掃除機さえある。今回のテーマ「拭く」を...
2018年03月15日
中庭 光彦
なかにわ みつひこ
多摩大学経営情報学部事業構想学科教授
人口減少期の地域政策を自治体などに提案する中庭光彦さんが、「地域の魅力」を支える資源やしくみを解き明かす連載です。今回は瀬戸内海に浮かぶ小豆島を訪ねました。