2013年02月28日
中場 勝
ちゅうば まさる
山形県農業総合研究センター 水田農業試験場水稲部長
稲の品種改良のための交配は、7月下旬から8月中旬、稲の開花時に行ないます。育てるだけには手間はかからないのですが、父親と母親の花の咲く時期を合わせなければなりません。北海道の品種を山形に持ってくると、7月...
2013年02月28日
堀口 校
ほりぐち ただす
山梨県都留市十日市場
山梨県都留市十日市場と夏狩地区には、富士山に降った雨が30年程かけて湧き出ているといわれています。一年を通じて水温は、15゚Cほど。それが水路を通ってここにくるまでに12〜13゚Cほどになります。地下水の...
2013年02月28日
渡辺 智史
わたなべ さとし
映画「よみがえりのレシピ」監督
映像制作のプロとして、生まれ故郷の埋もれた宝を見事に描いた渡辺智史さん。映画「よみがえりのレシピ」は、長年、在来作物の種を守ってきた山形の人々の地道でひたむきな働きに光を当てました。こんなにも多くの人たち...
2013年02月22日
首都圏東部を流れる荒川。雄大で自然豊かな下流部は、メガシティ東京の貴重なオープンスペースとなっていますが、ここが自然にできた川ではなく、「荒川放水路」という人工の川だったことをご存知でしょうか。第10回里川文化塾では、水の脅威・恵みとともにあった荒川下流域の歴史を垣間見たう...
2013年01月23日
東京都心から西へ35km。多摩川と浅川の水に恵まれた東京都日野市は、用水路が縦横に巡る豊かな田園と近代的な都市空間が共存する魅力的なまちです。同市では、市民・研究者・行政が連携しながら、用水路を活かしたまちづくりを進めています。第9回里川文化塾では、「使いながら守る水循環」...
2012年12月07日
古賀 邦雄
こが くにお
古賀河川図書館長 水・河川・湖沼関係文献研究会
前回に引き続き、日本の水をきれいにする会編『名水百選』(ぎょうせい1985)を中心に、前号の東日本の名水に続き、西日本の名水を追ってみたい。
2012年12月07日
編集部
都市の中小河川が、高度経済成長期に下水道に転用されたことをご存知だろうか。2012年(平成24)に行なわれた第4回里川文化塾「『春の小川』の流れをめぐるフィールドワーク」では渋谷川を例に取り、ここに至るま...
2012年12月07日
大塚 恵一
おおつか けいいち
羽生市役所経済環境部農政課三田ヶ谷農林公園担当
残すには〈地域の水〉と思う気持ちが大切、と大塚恵一さん。多くは近世に開発され、石高を大幅に増やす原動力となった農業用水路。しかし多くの都市で、農業での利用が激減、維持管理に苦慮したり、ほかの用途に転用され...
2012年12月07日
三宅 幸宏
みやけ ゆきひろ
東京消防庁防災部水利課計画係主任
暮らしに必要な水というと、生活用水や飲用の水を思い浮かべますが、実は、消防も見逃すことのできない重要な水利用です。東京は木造住宅密集地を多く抱え、火災のリスクが大きな都市でもあります。東日本大震災を受け、...
2012年12月07日
牧野 容光
まきの ひろみつ
信濃毎日新聞社記者
連載「青い金」は、生活者が水へ関心を寄せるきっかけになりました。「都市化が進んで、水がどこからくるのかについて無関心な人がほとんど。水道の水源が危ない、ということがわかれば身近な水に危機が忍び寄ってきてい...