2012年02月29日
島谷 幸宏
九州大学大学院工学研究院教授
典型的な扇状地河川である酒匂川の治水の要は、流路を固定することにあります。大久保忠世が検地を行なって、網目状に流路が広がる酒匂川の川筋を平野の東側に一本にまとめ、今まで川であった場所を新田開発するという壮...
2012年02月29日
蜂屋 邦夫
はちや くにお
東京大学名誉教授 文学博士
日本にとって、中国は社会制度やもろもろの文化の手本であり、長らく、師と仰ぐ対象でした。しかし、中国文明の基層を理解するのはなかなか難しいことです。そこで、長い歴史を持ち、深くて広い中国文明の基層を分析し、...
2012年02月29日
岡田 真美子
おかだ まみこ
兵庫県立大学環境人間学部環境宗教学教授
禹に関する最古の記述は『書経』にあります。この『書経』中、禹に関する文章は、「禹貢」と「大禹謨」の2カ所にあります。前者は『新釈漢文大系』の『書経上』にあり、後者は『同書経下』に入っています。禹の事績が記...
2012年02月29日
深谷 克己
ふかや かつみ
早稲田大学名誉教授 文学博士
川崎宿名主だった田中丘隅は、酒匂川改修を見事にやり遂げ、足柄平野の洪水常襲地帯を復興させました。中国・夏王朝初代の禹を祀る大口土手の文命宮と文命東堤碑、岩流瀬土手の文命宮と文命西堤碑は、災害の再発を防ぐ、...
2012年02月29日
大脇 良夫
おおわき よしお
全国禹王の碑探求家 足柄の歴史再発見クラブ顧問
歴史好きの大脇良夫少年は、島根の高校時代に素晴らしい恩師との出会いがきっかけで生涯の宝物・禹王と巡り会いました。禹王碑建立には、必要条件として「治水の要衝」、十分条件として「治水家としての禹王を知る思想家...
2012年02月29日
編集部
禹のことを知ったのは、『水の文化』32号〈治水家の統〉で和田一範さんが中国・四川省の都江堰(とこうえん)について話されたときだった。最初はパソコンの文字変換でも禹という字が出てこなかったし、「兎(うさぎ)...
2012年02月29日
古賀 邦雄
こが くにお
古賀河川図書館長 水・河川・湖沼関係文献研究会
孟子は「禹の水を治むるは、水の道なり」と言っている。禹は黄河において大治水工事を行なったが、それはただ水の本性に従って、水に逆らわず流すべき所に流したまでであったという。「黄河を制する者は、中国を制す」、...
2012年02月29日
編集部
扇状地河川の宿命として、明治、大正、昭和、平成になっても水害が続いた酒匂川。〈足柄の歴史再発見クラブ〉は、足柄の郷土史を子どもたちに伝えたいという想いがもとになって結成されました。副読本『富士山と酒匂川』...
2012年02月29日
千明 金造
ちぎら きんぞう
群馬県利根郡片品村村長
片品村は、群馬県の北東部の県境に位置し、北は新潟県と福島県に、東は栃木県に接しています。周囲を山に囲まれ、火山群の活動によってできた湖沼や湿原が多く点在します。尾瀬沼南方と鬼怒沼山(2141m)西方に源を...
2012年02月29日
植村 善博
うえむら よしひろ
佛教大学歴史学部歴史文化学科教授 文学博士
物事は一方向からだけ見ても、理解できません。自然地理学を専攻してきた植村善博さんは、空間だけではなくて、時間軸、歴史軸も見て、時空を両方理解しないと地域理解はできない、といいます。京の都という特別な位置に...