2006年01月10日
佐宗 祐子
さそう ゆうこ
独立行政法人消防研究所 基盤研究部主幹研究官
消防研究所の大きな役目は、自治体消防の技術支援です。社会的影響の大きいケースや、今までにないタイプの火災の場合に、我々が自治体消防と一緒になって原因調査をします。最近、心を砕いているのは、RDF(廃棄物固...
2006年01月10日
重川 希志依
しげかわ きしえ
富士常葉大学環境防災学部教授 中央防災会議委員
小村あの阪神淡路大震災から、10年が経過しました。昨年私は、兵庫県の復興10年検証プロジェクトに参加する機会をいただいたのですが、その際改めて感じたことは、被害の程度も災害対応の良し悪しも、災害前に9割方...
2006年01月10日
沖 大幹
東京大学生産技術研究所助教授 (地球水循環システム)
「里川で何をイメージしますか?」。こんな問いかけを出発点に、多分野の方が抱く現代里川の特徴を探ろうと「里川対談」を開催することにしました。第一回のゲストは、多自然型川づくりのために全国をまわる島谷幸宏さん...
2006年01月10日
編集部
火災は千差万別。一つとして同じ現場はなく、木造住宅火災でも火元、風向き、隣家との距離、火勢などに応じて、現場の消防士は消防戦術を立てる。当然、各ケースごとに使用水量も違うのだが、ここに東京消防庁による興味...
2006年01月10日
編集部
「生き残りをかけて防災センスを磨くには」において、小村隆史さんにDIG(災害図上演習)を説明していただきました。古い地図を手がかりに、現在の危険・防災情報といった要素を重ねていくと、「暮らしのリスク発見マ...
2006年01月10日
村上 陽一郎
むらかみ よういちろう
国際基督教大学大学院教授・東京大学名誉教授
18世紀になると、ヨーロッパでは文明化という考え方が生まれます。文明化とは「インフラストラクチャーを整え都市化する」という意味です。実は日本の江戸は、17世紀末には世界でもっとも人口が多く、上下水道の面か...
2006年01月10日
編集部
火事は怖いと感じて、いろいろな備えをしている人は多いはずです。しかし、より恐ろしいのは同時多発火災ではないでしょうか。阪神淡路大震災では、1995年1月17日午前5時46分の地震発生後、6時までの最初の1...
2005年09月12日
サトウ タツヤ
立命館大学文学部心理学科助教授
当センターでは、水をめぐる「人々の関わり」を大きな研究テーマとしています。この「関わり」にもいろいろな形があるわけで、りっぱな父親が子どもを見守ってやるような上下関係もあれば、住民同士の関係に行政が介入するような三...
2005年09月06日
木村 武史
きむら たけし
筑波大学哲学・思想学系助教授
日本学術振興会の研究プロジェクトに「千年持続学の確立」プロジェクトと呼ばれているものがあります。名前もおもしろいし、メンバーにも工学系・人文系の人が含まれ、何かを突き破ってくれる期待感があります。でも、よくわからな...
2005年09月02日
安部 浩
あべ ひろし
総合地球環境学研究所助手
よく「自然との共生」という言葉が使われます。この言葉を探っていくと、いろいろな立場の人の間でどのように環境を守る原理をつくるのかという、環境倫理まで踏み込んで考えなくてはなりません。そこで、今回は、哲学が専門の安部...