2021年07月16日
石毛 直道
いしげ なおみち
文化人類学者 民族学者
果実は、糖分がおおく甘い味がし、ビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養になる成分を含有し、消化のよい食べものである。そこで、ゴリラ、チンパンジー、オランウータンなどの類人猿は、果実を好んで食べ、果実の熟...
2021年03月03日
中庭 光彦
なかにわ みつひこ
多摩大学経営情報学部 事業構想学科教授
人口減少期の地域政策を研究する中庭光彦さんが全国を訪ね歩き、「地域の魅力」を支える資源やしくみを解き明かしてきた連載「魅力づくりの教え」。今号が最終回となります。今回の舞台は、中庭さんが足繁く通っている岐阜県高山市です。
2021年03月03日
古賀 邦雄
こが くにお
古賀河川図書館長 水・河川・湖沼関係文献研究会
元弘3・正慶2年(1333)鎌倉幕府が滅亡する。後醍醐天皇は、武家政権が崩壊して天皇親政に取り掛かり、「建武の中興」を開始する。近藤靖文著『九州南北朝争乱―懐良親王と九州征西府』(自費出版・2015)によれば、建武の中興とは、お互いに相矛盾する復古(過去)と革新(未来)が奇妙に同居しながら、天皇が意思を示す文書・綸旨中心の天皇専制独裁という形の天皇親政が推進されたと論ずる。
2021年03月03日
陣内秀信 じんない ひでのぶ
海に囲われた日本には、各地に神輿を海に入れる海中渡御(とぎょ)が受け継がれている。小学生の頃、2年間住んだことのある神奈川県・茅ヶ崎の海岸で、神輿(みこし)が海に入る「浜降祭」を見て驚いたのを記憶している。そして、真鶴の「貴船祭り」では、この町に調査に通った陣内ゼミの学生達が、地元の男どもと一緒に神輿を担いで海に入ったのには、近くで見ているこちらも興奮を抑えられなかった。
2021年03月03日
適切なたとえではないかもしれないが、東川町は「重箱に入ったおせち料理」のような町だ。パッと見ただけでは何がどうすごいのかよくわからないが、いざ蓋を開けてみると、伊達巻、いくら、かまぼこといった色とりどりの料理(取り組み)がぎゅっと詰まっている。しかも重箱のごとく重層的に。
2021年03月03日
ここまでは東川町に住んでいる人たちに話を聞いてきた。では、周辺地域に住む人たちは、東川町をどのような目で見ているのだろうか。隣接する東神楽町(ひがしかぐらちょう)で生まれ育ち、今は旭川市にある一般社団法人大雪カムイミンタラDMOに勤める小原弘慎(おばらひろみつ)さんに、東川町のまちづくりやこの圏域における存在感などを語ってもらった。
2021年03月03日
岐阜県中津川市で143年続いた蔵元「三千櫻(みちざくら)酒造」が東川町に移転を決め話題となった。杜氏を兼ねる社長の山田耕司さんは「水や米、気温など環境が抜群」と東川町に惚れ込み、職人全員で移住を決断。いよいよ日本酒の仕込みが始まるタイミングに立ち会った。
2021年03月03日
滝沢 智
たきざわ さとし
東京大学大学院 工学系研究科 教授
全町民が地下水で暮らす東川町は、「上水道のない町」を標榜している。一般的な上水道を「集中管理型」の水供給システムとするならば、各戸が電気ポンプなどで地下水を汲み上げて...
2021年03月03日
松岡市郎
まつおか いちろう
東川町長
東川町は、町内で生まれた赤ちゃんが生後100日を過ぎると、町内の家具職人による手づくりの椅子をプレゼントする「君の椅子」事業、小学校を移転・新築する際に敷地内に水田を1haつくり、農業体験としてコンバインに小学生を乗せるなど、よそではあまり聞いたことがない事業を多数行なっている。「合併せず自立する道を選んだからには、新しいことに挑戦しなければ」と言う町長の松岡市郎さんに話を聞いた。
2021年03月03日
東川町は稲作が盛んだ。一級河川・石狩川水系の忠別川と倉沼川が流れるなど水利に恵まれ、また泥炭地がない肥沃な土壌でもある。ミネラル豊富な大雪山連峰の雪解け水は冷たいが、要所に設けた遊水地で温めてから水田に引く。東川町農業協同組合のキャッチコピーは「みずとくらす®」。耕作放棄地がないという農業施策を探る。