2008年08月18日
編集部
目の前の魚を捕らないことで、ハタハタの資源回復を果たした秋田県漁業協同組合。回復後も守り続けている厳しいルールは、世界でも例のない卓越したものです。現・代表理事組合長の杉本八十治さんが、その苦渋の決断に結...
2008年08月18日
古賀 邦雄
昔から日本人は、自然界の動植物、魚族を獲得することによって生きてきた。生業である適正な林業、農業、漁業の発展があり、豊かな物質文明を享受してきた。東北芸術工科大学東北文化研究センター編『季刊東北学第5号〜...
2008年08月18日
編集部
店頭からバターが消えた。飼料の高騰や従事者の高齢化といった複数の理由によって、経営が成り立たなくなった酪農農家が生乳の生産調整を行なったためだ。200gで200円台後半という価格設定も、本来かかるコストを...
2008年08月18日
奥村 彪生
おくむら あやお
伝承料理研究家
「魚離れ」と言われながらも、回転寿司とスーパーマーケットの刺身コーナーは盛況の様子で、日本人の魚食文化が、少し偏ってきているように見受けられます。日本人の生食への憧れは、どこからきたのか。「日本人は本来、...
2008年08月18日
編集部
通称200海里規制と呼ばれる取り決めが公布されたのは、1977年(昭和52)。「沿岸12海里から沖合は公海とする」という、それまでの海洋法にのっとった漁業のあり方を、根幹から揺るがすものとなりました。養殖...
2008年07月11日
中川 功
なかがわ いさお
拓殖大学政経学部教授
ラテンアメリカの大土地所有制度の研究から、スペインへ、そして同国の農業経済と外国人労働者と興味の幅を広げていった中川功さん。日本人とはまるで違う気質にカルチャーショックを覚えながらも、「水を大切に使う仕組みづくりは...
2008年04月10日
阿部 敏明
あべ としあき
ナットソース・ジャパン(株) アドバイザリーユニット トランザクションユニット
地球温暖化の原因とされる「温室効果ガス」の排出抑制の手法として、注目を浴びる排出量取引。しかし、その仕組みが正しく理解されていない場合も見受けられます。排出量取引の仲介・コンサルティングを専門に行なう、ナ...
2008年04月10日
小林 久
こばやし ひさし
茨城大学農学部地域環境科学科准教授。農学博士。
小水力発電を活用したエネルギー自立型農村。夢のような話ですが、日本の水路が持つポテンシャルを考えれば、決して実現不可能なものではありません。地域の特性を活かした村づくりに携わってきた小林久さんが、その可能...
2008年04月10日
倉阪 秀史
くらさか ひでふみ
千葉大学法経学部総合政策学科准教授
現代社会が抱える諸問題を解決するために、再生可能資源を基盤とする経済社会に徐々に転換していく必要がある、と提言する倉阪秀史さん。「永続地帯」という指標を用いて地域が持つポテンシャルを「見える化」していく過...
2008年04月10日
三野 徹
みつの とおる
滋賀県立大学客員教授 京都大学名誉教授
日本の風土に合った水利インフラとして千年以上にもわたる歴史を持っている水路。日本には、大小合わせて40万kmものの農業用排水路が張り巡らされていますが、これらは食糧生産のために安定した水を給排水すると同時...