2002年02月19日
富山 和子
とみやま かずこ
評論家・立正大学教授・日本福祉大学客員教授
米騒動も売薬も、海につながるオホーツク、シベリア、カムチャツカへと広がる越中商人の壮大な開拓物語
2001年09月10日
陣内 秀信
じんない ひでのぶ
法政大学教授
欧米にも舟運で栄え、魅力ある風景や個性的な文化を形成した都市は数多くある。それらは大きく見れば、形成された時代背景、立地する地理的条件の違いで、四つのタイプに分けることができる。第一は、地中海世界に古代、...
2001年09月10日
陣内 秀信
じんない ひでのぶ
法政大学教授
「舟運から都市の水の文化を探る」―実はきわめて現代的なテーマである。本研究を率いてきた陣内秀信氏に、この研究の成果について語っていただいた。
2001年09月10日
編集部
水の文化楽習とは、「人と水とのつきあいかたを楽しく伝えていこう」というさまざまな活動です。今回から、そうした「水の文化楽習」の各地の実践活動を紹介して参ります。第1回目は「川」を題材とした楽習です。
2001年03月30日
進士 五十八
しんじ いそや
東京農業大学長 東京農大地域環境科学部造園科学科教授(農学博士/造園学・環境計画学・景観政策学)
水の文化をトータルな空間感覚から捉え、まちづくりや環境学習活動に取り組んでいる人々がいます。かれらの名は造園家。「体験としての自然をいかに設計するか」という、自然と工学のあいだを橋渡しするのが仕事です。今...
2001年03月30日
編集部
人々は「E-エコロジー」「M-マーケット」「C-コミュニティ」の視点を組み合わせ「水の文化」をイメージし解釈している−これが、昨年の自主研究「くらしと水の多様な関係」(機関誌『水の文化第4号』)で得られた...
2001年03月30日
嘉田 由紀子
かだ ゆきこ
滋賀県立琵琶湖博物館研究顧問
くらしの眼から環境を見る。これを「生活環境主義」と名付け、琵琶湖をフィールドに実践活動をなさってきた嘉田由紀子さんと小坂育子さんを琵琶湖博物館に訪ねました。いわゆる環境学習とは違う目線と活動を、感じ取って...
2001年02月05日
富山 和子
「森林が海の魚を養う」、ということをご存知でしょうか。「ああ、海岸の森林と魚の関係か」と思われる方があるかも知れません。が、海岸林と魚の関係なら、後述のように昔から漁民の間では知られ、それは現代の保安林制...
2001年02月05日
富山 和子
日本は木を植える文化の国。そう私は位置づけています。これは世界の奇跡である、とも。世界の諸文明が、森林を破壊することで文化を育てて来たのに対し日本は、木を植えることで文化を育ててきた国でした。高度に発達し...
2001年02月05日
富山 和子
とみやま かずこ
評論家・立正大学教授・日本福祉大学客員教授
一万ヘクタールの大造林。この不毛の原野での植林というものが、どれほど筆舌につくしがたい苦心の末の大仕事であることか、またそれが、国土の環境にどれほど重い意味をもつものであるかについて、都会育ちの私にも少し...