2006年12月22日
鳥越 けい子
とりごえ けいこ
聖心女子大学教授・サウンドスケープ研究家
サウンドスケープとは「音の風景」のことですが、「音」だけではなく、「静寂」やその場の「気配」も問題にします。最終的には耳だけではなく、五感で風景を感じ、味わうことが大切だとする考え方です。景色というと、私...
2006年12月22日
編集部
岐阜県各務原市では、2001年(平成13)に緑の基本計画を定めました。緑の基本計画とは、それまで国が主導してきた緑化政策を、新たに地域自治体が主体となって進めるためのマスタープランで、都市公園整備も含まれ...
2006年12月22日
白幡 洋三郎
しらはた ようざぶろう
日本文化研究センター教授
公園には、公園自身の物語ができなくてはいけない。ところが明治以降新設された都市公園には、物語がないんです。歴史もない。自然の美しさは、わざわざ人間が作為的になにかしなくても、在るだけで美しいでしょう。グラ...
2006年12月22日
伊藤 幸男
いとう ゆきお
株式会社日比谷アメニス
当社の源流は、1872年(明治5)に葛飾区堀切で植木業を始めたころに遡ります。そのころは、個人邸の庭を対象に造園業を営み始めたようです。現代では、造園業と植木屋さんは同じに見えるかもしれませんが、造園業と...
2006年12月22日
ヨネスケ(桂 米助) かつら よねすけ
今は「突撃リアル!隣の晩ごはん」という形で3週間に1回くらいやっていますけど、これまで20年、3千軒以上のご家庭の晩ごはんを見てきました。日本で行っていないのは、小笠原諸島くらいですね。やらせなし、打合せ...
2006年12月14日
藤田 紘一郎
ふじた こういちろう
人間総合科学大学教授
東京医科歯科大学名誉教授
「カイチュウ博士」として知られる藤田紘一郎さんは、世界中の水を巡り、微生物学の第一人者でもあります。今回お話しをうかがった「寄生虫と免疫」というテーマは、生物が共生することの意味をあらためて問い直してくれる内容でした。
2006年12月11日
堀 繁
ほり しげる
東京大学アジア生物資源環境研究センター教授
「空間の日本らしさとは何か」を研究テーマにしている堀繁さん。水の郷百選の委員でもありますが、いまは地域づくり支援のために全国を飛び回っているといいます。その堀さんに「もてなしによる地域振興」についてお話しをうかがい...
2006年12月08日
早川 和男
はやかわ かずお
神戸大学名誉教授、日本福祉大学客員教授、
国際居住福祉研究所長
早くから「居住福祉」という概念を唱え続けてきたのが早川和男さんです。今回は、居住福祉の意味、さらにそれを一歩進め「居住福祉資源」の具体例についてお話しをうかがいました。
2006年09月19日
宮田 章司 みやた しょうじ
「へっつぅーいなおし、へっつぅーいなおし。灰はたまってございませんか、灰屋でございー」これは灰屋の売り声です。へっついというのは竈のこと。灰なんか、何にするんだって?まずは農家の肥料に、次は紺屋の触媒。藍...
2006年09月19日
山本 一力
やまもと いちりき
作家
誰でも、何らかの仕事をしなくては生きていかれない。仕事に向かう姿がその人物の人となりを浮かび上がらせるのは、日々の糧を得るため生業だからだろう。無名の市井の人であれ、架空につくり上げた想像上の人であれ、私...